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ファッション イン ジャパン 1945-2020―流行と社会/ニュース

2020.2.27

戦後の日本ファッション史をたどる

世界初の大規模展、新美で開催!

 

6/3から国立新美術館にて、「ファッション イン ジャパン 1945-2020―流行と社会」が開催されます。

 

 

日本特有のファッション、あなたは何を思い浮かべますか?

ロリータ、ギャル、原宿系。戦後の日本では、時代の流れとともにさまざまなユニークな装いが流行してきました。

 

BABY,THE STARS SHINE BRIGHT 《はわせドールワンピース》2002年

BABY,THE STARS SHINE BRIGHT蔵

 

ロリータブランドとして有名なBABY, THE STARS SHINE BRIGHT。映画『下妻物語』でも話題になりました。

「ゴシック系」や「ロリータ」は、西洋にルーツがあるスタイルを日本独自で解釈したもので、一部の若者のあいだで流行しました。

 

『FRUiTS』8月号No.13 表紙 1998年 個人蔵

 

こちらは原宿系のバイブルだった雑誌『FRUiTS』。

バブル崩壊後は「街」から多くの流行が生まれ、若者たちが積極的に新たなファッションを発信しました。

 

本展は、もんぺからKawaiiまで、洋服を基本とした日本ファッションの始まりから最先端の流れを、まとめて紹介する世界初の大展覧会です!

 

 

豪華すぎる!出品作家・ブランド

 

本展は、日本のファッション界を引っ張ってきた超有名ブランドから、新進気鋭の注目ブランドまで、あますことなく紹介。

 

Mame Kurogouchi《2020年春夏コレクション《EMBRACE》より》

2019年 Mame Kurogouchi蔵

 

80年代に世界に黒の衝撃を与えた Yohji Yamamotoや COMME des GARÇONS、原宿系のさきがけとなったMILK、ギャル文化の中心だったALBA ROSA、パリコレデビューを果たしたANREALAGEなど、豪華なラインナップ♪

 

多方面からの絶大な協力!

 

国内有数の服飾コレクションを有する島根県立石見美術館、神戸ファッション美術館をはじめ、ブランドやメーカーからの協力を得て、各時代のアイコン的作品や資料を約600点展示します。

 

森英恵《ホステス・ガウン「菊のパジャマ・ドレス」》1966年

島根県立石見美術館蔵

 

私たちの生活に欠かすことができない衣服。独自の日本のファッションを通覧できるまたとない機会です。

ファッション好きにはたまらない、展覧会になりそうです♪

 

information

展覧会名:ファッション イン ジャパン 1945-2020―流行と社会

会場名:国立新美術館 企画展示室1E

会期:2020.06.03〜2020.08.24

公式サイト:https://fij2020.jp

Editor  三輪 穂乃香

 

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