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11月オープン予定!「角川武蔵野ミュージアム」の外観公開/ニュース

2020.3.6

世界的建築家・隈研吾氏の建築の中でも、異彩!

まるで巨大な岩の塊?「角川武蔵野ミュージアム」

 

2020年6月6日、埼玉県所沢市内にプレオープンを予定している、「角川武蔵野ミュージアム」。美術・博物・図書をまぜまぜにしたユニークな文化施設です。

 

2020年2月21日撮影

 

運営の柱となるのは、編集工学者の松岡正剛館長と、博物学者の荒俣宏氏、芸術学・美術教育の研究者である神野真吾氏と、今回の独創的な外観を手がけた建築家の隈研吾氏です。

 

 

「角川武蔵野ミュージアム」は、隈研吾氏が設計に携わった「国立競技場」と同時期にデザインされたもの。これまで世界中の美術館を多く手がけたきた隈建築の中でも、同館は特に異彩を放ちます!

 

 

高さ30メートルの巨大な岩のかたまり!圧倒的な存在感があるデザイン

 

2020年2月21日撮影

 

「角川武蔵野ミュージアム」の外壁には、1つ50kg~70kgの花こう岩を、なんと約20,000枚使用しています!

 

2019年春開催の様子中国・山東省での医師の切り出しの様子と、福健省厦門の加工工場(2018~2019)

 

石は中国で採掘・加工をして船で日本へ持ってきました。石の総量は約1,200t!10tトラックで120台分のというすごい量の石が使われています!間近で見たら迫力がありそう!

 

太陽光によって見え方が変わる?

「有角建築」とは?

 

松岡館長は、石の荒い肌をむき出しにして、たくさんの角を作りながら組み合わせていく、石のディテールのことを、「有角建築」と称しました。

 

「角川武蔵野ミュージアム」の外壁表面

 

デコボコしている「角川武蔵野ミュージアム」は、日の傾きによって

さまざまな顔を見せます。一枚ずつ色合いが違う岩肌が、魚のうろこのように輝き、時には恐竜の皮ふのようにザラザラとした質感を出します。

 

まるで自然のプロジェクションマッピングのよう!いろんな時間に行って建物を見るのも楽しいと思います◎

 

今年6月にプレオープンする、角川武蔵野ミュージアム。メインギャラリーとマンガ・ラノベ図書館では、プレオープンイベントも順次開催が予定されています!詳しくは公式サイトをご覧ください。

 

information

美術館名:角川武蔵野ミュージアム

住所:〒359-0023 埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3・11・14

アクセス:JR武蔵野線「東所沢」駅から徒歩約10分

プレオープン日:2020.06.06

全館オープン:2020年11月を予定

公式サイト:https://kadcul.com/

発信元  OBIKAKE編集部

 

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