ナニソレ
2020.6.21
ナニソレでは、1日1つずつ美術の豆々知識を紹介していきます!!!
A.百鬼夜行絵巻(ひゃっきやこうえまき)。
その名の通り、夜にさまざまな妖怪たちが更新するようすを描いたユニークな絵巻物です。室町時代(16世紀)になって、青鬼、赤鬼のほか琴や琵琶、鍋などの道具の付喪神(つくもがみ)と呼ばれる化け物を集めて連続的に描かれています。
なかでも、京都・大徳寺真珠庵の絵巻は、「百鬼夜行絵巻」最古のものとされ、その源流といわれています。
イラストレーター|藤野 遼太
兵庫県出身。太った人を描くのが好きです。