ナニソレ
2020.11.9
ナニソレでは、1日1つずつ美術の豆々知識を紹介していきます。
A.アルブレヒト・デューラー(1471-1528)
15世紀末に登場したデューラーは、ドイツのニュルンベルクで育ちました。当時、ニュルンベルクは出版が盛んでした。 デューラーの名付け親は『年代記』を出版した印刷業者のコーベルガーであり、その挿絵を描いたヴォールゲムートのもとで画家の修業をしています。
彼がのちに自分の版画を出版する際に書籍の形にすることにこだわりを見せたのは、こうしたことが関わっているともいわれます。
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