ナニソレ
2021.6.5
ナニソレでは、1日1つずつ美術の豆々知識を紹介していきます。
A.菊慈童(きくじどう)とは、古代中国の王朝「周」の穆王(ぼくおう)に仕えていた子どもです。
王さまから可愛がられていた菊慈童ですが、ある日、王さまの枕をまたいだ罪で深い山奥に追放されてしまいます。 穆王は、そんな彼を哀れみ、お経を二句こっそりと渡します。そのお経をありがたく思い、追放された地で、菊の葉にお経を書き写します。
すると、その葉にかかる水は霊薬となり、それを飲んで暮らした菊慈童は、その姿のまま不老不死の仙人となったそうです!