ナニソレ
2021.6.8
ナニソレでは、1日1つずつ美術の豆々知識を紹介していきます。
A.絵本百物語
1841年(天保12年)に刊行された怪談本です。著者は桃山人(とうさんじん)という人物で、挿絵は竹原春泉斎(たけはら しゅんせいさい)が担当しました。
題名に「百物語」とあるよう、江戸時代に流行した百物語怪談本の一種と言われています。
しかし、話ごとに物語の題名ではなく妖怪の名称を掲げ、さらに妖怪の挿絵をつけているなど・・・怪談集と画集とを融合させた作品であるとも言われています!