ナニソレ
2021.8.19
ナニソレでは、1日1つずつ美術の豆々知識を紹介していきます。
A.木心乾漆(もくしんかんしつ)造りは、大まかな木彫像をつくり、その上に木屎漆(こくそうるし)と、木粉の練り物で形をつくる技法です。
肉体や衣の絶妙な曲線など、写実的表現に適しており、主に8世紀後半に用いられました。
現在、東京国立博物館にて、特別展「国宝 聖林寺十一面観音―三輪山信仰のみほとけ」が開催中です! 木心乾漆造りの「国宝 十一面観音菩薩立像」を観ることができますよ!