ナニソレ
2021.9.3
ナニソレでは、1日1つずつ美術の豆々知識を紹介していきます。
A.聖林寺に安置されている「国宝、十一面観音立像」は、大神(おおみわ)神社の神宮寺「大御輪寺」の本尊でした。 慶応4年(1868)、神仏分離令による廃仏毀釈を逃れるため、聖林寺に移されました。 大切に保管されていた十一面観音立像は、明治20年、アメリカの哲学者アーネスト・フェノロサによって秘仏の禁が解かれました。以降、その美しい姿は多くの人々を魅了しています。
現在、東京国立博物館にて、特別展「国宝 聖林寺十一面観音―三輪山信仰のみほとけ」が開催中! 「国宝 十一面観音菩薩立像」を観ることができますよ! お見逃しなく。