ナニソレ
2021.10.20
ナニソレでは、1日1つずつ美術の豆々知識を紹介していきます。
A.川端龍子(かわばた りゅうし/1885₋1966)
スケールの大きいダイナミックな作風で「会場芸術」を展開した日本画家です。
《草の実》という紺地に金泥を用いて夏草の生い茂るようすを描いた作品は、安土桃山時代に活躍した狩野永徳の筆致を思い起こさせます。豪快な絵画を描いた永徳になぞらえ、龍子は「昭和の永徳」と呼ばれていました!
コラボレーション企画展「川端龍子vs.高橋龍太郎コレクション―会田誠・鴻池朋子・天明屋尚・山口晃―」が開催中!