開発好明《受験の壁》(2016年再制作)
Photo: 開発好明
野村和弘《笑う祭壇》「春を待ちながらーやがて色づく風景をもとめてー」展
展示風景 2015年 十和田市美術館
Photo: 小山田邦哉
ハンバーグ隊 Jim’Oldによる新作のためのイメージドローイング
タノタイガ《タノニマス》2007年 せんだいメディアテークでの展示風景
Photo:タノタイガ
TOLTA《ポジティブな呪いのつみき》2016年 「Gallery Voltaire」展 展示風景
Photo:池田美都
©SPIRAL/Wacoal Art Center
今年の夏休みに東京都現代美術館ではじまる展覧会は「遊び」がテーマです。「遊んでないで○○しなさい!」と、遊びの時間を「勉強」や「仕事」や「お手伝い」に邪魔されていませんか?このように遊びは日常生活の対極にあり、不真面目で非生産的なものだというイメージをもたれてしまうことがあります。一方で、日常の決まりごとが通用しない遊びは従来の考えやルールを外れて新しい価値や法則を発見するきっかけにもなります。
この展覧会では 6 組の作家による、こどももおとなも楽しめる作品を紹介します。触ることが出来る作品や、ゲームのような参加型作品など展示室では様々な体験が待っています。しかしここは現代美術館、遊ぶだけでは終わりません。
「ハンドルにアソビを持たせる」という表現があるように、遊びには余裕や緩みという意味があります。車のハンドルはきっちりしているばかりだと快適には走りません。私たちもそれと同じで、「みんなと同じでなくちゃ」、「失敗してはいけない」と、自分を束縛してしまっては息苦しくなってしまいます。本展では遊び心に満ちた作品たちが、そんな束縛をユーモラスにほどいていきます。そこで生まれる好奇心やいたずら心、何か違ったことをしてみようと思う気持ち、それらは創造力の源泉であり、激しい変化の時代を生きるためのヒントになるでしょう。
あそびのじかん
2019.07.20~2019.10.20
開催終了
10:00-18:00(7 月 26 日、8 月 2、9、16、23、30 日の金曜日は 21:00 まで開館)
月曜日(8 月 12 日、9 月 16、23 日、10 月 14 日は開館)、
8 月 13 日、9 月 17、24 日、10 月 15 日
一般 1,200 円(960 円)/ 大学生・専門学校生・65 歳以上 850 円(680 円)/ 中高生 600 円
(480 円)/ 小学生以下無料 ※( )内は 20 名様以上の団体料金
ただし、7月26日(金)~8月30日(金)の毎金曜日17:00~21:00はサマーナイトミュージアム割引(学生は無料※要証明/一般・65歳以上は団体料金)
東京都現代美術館 企画展示室 1F / 3F(B 室)
〒135-0022 東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)
ハローダイヤル 03-5777-8600(8:00-22:00 年中無休)
またはTEL:03-5245-4111(代表)
東京メトロ半蔵門線 清澄白河駅B2番出口より徒歩9分
都営地下鉄大江戸線 清澄白河駅A3番出口より徒歩13分
東京都現代美術館(公益財団法人東京都歴史文化財団)