川端康成は、きわめて多彩な美術品を収集していたことでも知られています。そのコレクションは、国宝に指定される 池大雅・与謝蕪村《十便十宜図》をはじめ、土偶・埴輪や仏像などの古美術から東山魁夷・古賀春江・草間彌生といった 画家たちによる近現代日本絵画、黒田辰秋・北大路魯山人らの工芸品やロダン・ピカソといった西洋美術にまで至る 幅広いものです。とりわけ戦後を代表する日本画家・東山魁夷とは深い交流があり、そのタブロー作品に加え、スケッチ や習作、川端文学を彩った書籍装丁や挿絵の原画など、数多くの東山作品も含まれています。 美術館会場では、川端旧蔵の美術品約140点を5章に分けて紹介し、彼が愛した美の世界とその審美眼に迫ります。
※会期中、一部作品の展示替があります。
生誕120年 川端康成と美のコレクション展
古今東西の名画、文豪たちの書―幽遠を見つめる眼
2019.09.14~2019.11.04
開催終了
10:00〜17:00(入館は16:30まで)
月曜日(ただし9/16、9/23、10/14、11/4は開館)、9/17(火)、9/24(火)、10/15(火)
一般 1,400円(1,200円)、大学・高校生 600円(480円)、中学・小学生 300円(240円)
※( )内は前売、20名以上の団体料金
姫路市立美術館
〒670-0012 兵庫県姫路市本町68-25
079-222-2288
姫路駅から徒歩約20分。
神姫バス(7)または(8)乗り場から[3,4,5,61,62,64,81,82,84,86番]乗車約8分、
「姫山公園南・医療センター・美術館前」停留所下車すぐ
姫路市立美術館、姫路文学館、神戸新聞社