《パール、エナメル、サファイア&ダイヤモンドネックレス》
カルロ・ジュリアーノ 1880年頃 イギリス
穐葉アンティークジュウリー美術館
《帯留 「桜」》 御木本真珠店 1908-12年頃
ミキモト真珠島 真珠博物館
《パール&ホワイトエナメルペンダント「ライオン」》
1600年頃 スペインか
ミキモト真珠島 真珠博物館
《シードパールティアラ》19世紀初期 イギリス
穐葉アンティークジュウリー美術館
《パール&ゴールドペンダントネックレス》
ウォルファース商会 1900年頃
ベルギー ミキモト真珠島 真珠博物館
世界最古の宝石のひとつである真珠。貝をあけ、そのなかから取り出される真珠は、カットや研磨など人間の手を加える前から、美しい輝きを放ち、古くから人々を魅了してきました。真珠があしらわれた宝飾品は、富や権力の象徴でもあり、王侯貴族はこぞってそれらを身につけました。
本展では、古代から近代に至るまで英国をはじめとするヨーロッパ各国で製作された真珠の装身具を展示します。これらの装身具は素材の美しさはもちろんのこと、洗練されたデザインや職人による精緻な細工が施されたもので、真珠の宝飾文化のすばらしさを伝えています。
その他、本展では日本における真珠の歴史についても取り上げます。1893(明治26)年に御木本幸吉(みきもとこうきち/1858-1954)が世界で初めて真珠の養殖に成功した後、今日に至るまで日本における真珠の養殖は発展し続けてきました。明治以前の日本では真珠が装身具として用いられることがほとんどありませんでしたが、養殖真珠産業が興った後には、高度な金属細工技法による美しい装身具が製作されるようになりました。
まさに「海からの贈りもの」である真珠。本展ではその魅力を多面的にご紹介します。
真珠ー海からの贈りもの
2020.06.02~2020.09.22
開催終了
10:00~18:00(入館は17:30まで)
※金曜は20:00閉館(入館は19:30まで/7月以降を予定)
月曜日(ただし、8/10・9/21は開館)、8/11(火)
一般1,000円(800円)、大学生800円(640円)、高校生・60歳以上500円(400円)、小中学生100円(80円)
※( )内は団体10名以上及び渋谷区民の入館料
※土・日曜日・祝休日及び夏休み期間中は小中学生無料
※毎週金曜日は渋谷区民無料
※障がい者及び付添の方1名は無料
渋谷区立松濤美術館
〒150-0046
東京都渋谷区松濤2-14-14
03-3465-9421
京王井の頭線 神泉駅下車徒歩5分
JR・東京メトロ・東急電鉄 渋谷駅下車徒歩15分
※駐車場はございません。
(障がい者用車両等でのご来館の際はあらかじめお問い合わせください。)
渋谷区立松濤美術館