天才絵師・鰭崎英朋の美人画

―朝日コレクション 明治・大正の木版口絵より

佐野美術館

開催期間:2020.09.05~2020.10.25 開催終了

鰭崎英朋(ひれざき えいほう)(1880~1968)は美人画で人気を博した画家です。東京に生まれ17歳で浮世絵師・右田年英(みぎた としひで)に入門、日本画を展覧会に発表しつつやがて挿絵画家としての名を確立しました。

 

英朋が本領を発揮したのは小説や文芸雑誌の巻頭を飾る口絵でした。英朋は物語のヒロインの感情を繊細に描き出して読者を魅了し、明治・大正期の文学界を彩りました。
このたび英朋の生誕140年を機に、明治・大正期の口絵約3,500点を誇る朝日コレクションより、木版多色摺の口絵を中心に約100点を厳選し、挿絵原画や下図、関連作品等とともに画業をたどります。また鏑木清方(かぶらき きよかた)をはじめとする同時代の画家の木版口絵約50点をあわせて紹介します。

 

木版口絵は、浮世絵版画の伝統に西洋絵画の感覚を取り入れた、鮮やかな配色と柔らかな陰影表現が見どころです。近代の彫(ほり)・摺師(すりし)が生み出した、精緻な美の世界をご堪能ください。

展覧会名

天才絵師・鰭崎英朋の美人画
―朝日コレクション 明治・大正の木版口絵より

会期

2020.09.05~2020.10.25 開催終了

開館時間

10:00~17:00(入館の受付は16:30まで)

休館日

木曜日

入場料

一般・大学生1,100円  小・中・高校生550円
※9/21(敬老の日)は65歳以上無料
※毎週土曜日は小中学生無料

会場

佐野美術館

住所

〒411-0838
静岡県三島市中田町1-43

お問い合わせ

055-975-7278

アクセス

JR東京駅より
・東海道新幹線〈ひかり〉約45分、〈こだま〉約1時間、「三島駅」下車
JR三島駅南口より
・南へ1.3km左側
・伊豆箱根鉄道に乗換え「三島田町駅」下車徒歩3分
・東海バスオレンジシャトル(4番のりば:新城橋行き又は大平車庫行き)/三島市内循環バス「せせらぎ号」(1番のりば)で「佐野美術館」下車

主催

佐野美術館、三島市、三島市教育委員会、静岡新聞社・静岡放送

この記事をシェアする
展覧会一覧に戻る
TOP