長澤芦雪「親子犬図」(個人蔵)
歌川広重「美人と猫図」(福田美術館蔵)
⻑沢芦雪「猫と仔犬図」(福田美術館蔵)
幸野楳嶺「末に尾長鶏」(福⽥美術館蔵)
大橋翠石「猛虎之図」(福田美術館蔵)
ネズミから始まりイノシシで終わる⼗⼆⽀は、月日や時間を知るために定められ、その起源は古代中国にさかのぼるとされています。十二支にいきものが当てはめられた理由については様々な説がありますが、日本では自分の十二支を知らない人はいないと⾔えるほど浸透しており、多くの人々に愛され、多くの芸術家たちの題材となり、絵画や⼯芸作品に表現されてきました。
本展覧会では、江戸時代初期の画家・狩野探幽の巨大な「雲龍図」、前⽥青邨筆「宇治川の先陣争い」の馬をはじめ、十二支に選ばれた「いきもの」たちの作品を展示します。同時に、長沢芦雪筆「猫と仔犬図」、歌川広重筆「美⼈と猫図」など猫を描いた絵画をはじめとして、十二支に選ばれなかった「いきもの」たちの作品も展示します。また、川合玉堂筆「鵜飼図」など嵐山の周辺に生息する「いきもの」も併せて紹介します。
大人も子供も楽しめる展示をぜひお楽しみください。
※展示替えあり
前期:8/1~8/31 後期:9/2~10/11
いきものがたり
~十二支になったいきものと、なれなかった猫たち~
2020.08.01~2020.10.11
開催終了
10:00~1700(入館は16:30まで)
※カフェ 嵐山 OMOKAGEテラスの営業時間も同じ
火曜日(祝日の場合は翌日)、展示替期間
一般・大学生 900円(800円)、高校生 500円(400円)、小中学生 300円(250円)
※( )内は20名以上の団体料金
※障がい者と介添人1名まで500円(400)円
*幼児無料
*常設展もご覧頂けます。
嵯峨嵐山文華館
〒616-8385 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町11
075-882-1111
・JR山陰本線「嵯峨嵐山」駅下車、徒歩14分
・阪急嵐山戦「嵐山」駅下車、徒歩13分
・嵐電(京福電鉄)「嵐山」駅下車、徒歩5分