田中 秀介《寸前に我なし》2020(令和2)
油彩、キャンバス 個人蔵
今村 源《1994-2 ネガシダ》1994(平成6)
ステンレススチール、和紙、塗料 田中恒子氏寄贈
横尾 忠則《海の男》1969(昭和44)
シルクスクリーン、アクリル、紙
和歌山県立博物館蔵
上田 薫《スプーンのジャム B》1975(昭和50)
油彩、キャンバス
和歌山県立近代美術館蔵
新型コロナウイルスの流行をおさえるため、学校が休校になったせいで、今年の夏休みは短くなってしまいました。
休みでない夏も、美術館では展覧会をお楽しみいただけます。
10回目をむかえる「なつやすみの美術館」では和歌山出身の新鋭画家・田中秀介さんをゲストに、毎日の暮らしの中で目にする光景から生み出される作品を紹介します。
なにかおかしなできごとが起こっているように見える田中さんの作品ですが、描かれているのは普段から普通に目にしているものごとです。一体、田中さんは何を見ているのでしょう。そしてわたしたちは普段、何を見ているのでしょう。ものが見えているとは何を見ていることになるのでしょうか。ものの見方の距離感によって、もののとらえ方が変わってくるのではないかという田中さんの仮説にしたがって、美術館の所蔵作品とともに、日常を見ている視覚の中にわけいります。
また9月10日から10月25日まで、田中さんの作品を御坊市のぎゃらりーなかがわで紹介する予定です。
なつやすみの美術館 10:
あまたの先日ひしめいて今日
2020.07.11~2020.08.30
開催終了
9:30〜17:00(入場は16:30まで)
月曜日(8月10日は開館)、8月11日(火)
一般 520円(410円)、大学生 300円(260円)
※( )内は20名以上の団体料金
※高校生以下、65歳以上、障害者の方、県内に在学中の外国人留学生は無料
※第4土曜日(7月25日、8月22日)は「紀陽文化財団の日」として大学生無料
和歌山県立近代美術館
〒640-8137
和歌山市吹上1-4-14
073-436-8690
JR和歌山駅または南海電鉄和歌山市駅から約10分
和歌浦口方面行き「県庁前」下車、徒歩2分
※関西国際空港からリムジンバスでJR和歌山駅まで約40分
和歌山県立近代美術館