十和田市現代美術館
開催期間:2019.09.14~2020.01.13
開催終了
《やどかりに「やど」をわたしてみる -White Chapel-》2014-2015 ※参考画像
©AKI INOMATA / Courtesy of MAHO KUBOTA GALLERY
《やどかりに「やど」をわたしてみる -White Chapel-》2014-2015 ※参考画像
©AKI INOMATA / Courtesy of MAHO KUBOTA GALLERY
「Asian Art Award 2018 supported by Warehouse TERRADA」展⽰⾵景
2018 寺⽥倉庫、東京
Photo: Ken Kato ※参考画像
©AKI INOMATA / Courtesy of MAHO KUBOTA GALLERY
《進化への考察 #1:菊⽯(アンモナイト)》2016-17
©AKI INOMATA / Courtesy of MAHO KUBOTA GALLERY
生物の観察と調査を通して独創的な作品を作り出す美術家AKI INOMATAの、日本の美術館では初となる個展が十和田市現代美術館で2019年9月14日(土)− 2020年1月13日(月)まで開催されます。やどかりに3Dプリンターで制作した各国の都市を模した殻を提供して住み替えてもらう作品《やどかりに「やど」をわたしてみる》など、他の生きものとの協業を通して人間や社会の本質をユーモアのある表現で問いかけます。
本展のタイトル「Significant Otherness(シグニフィカント・アザネス)(重要な他者性)」は、科学史家ダナ・ハラウェイが提唱した地球上に生きる生物種との関係のあり方より着想を得たものです。展覧会には、やどかりの作品以外にも、タコとアンモナイトについて考察した作品や、震災の影響を受けたアサリを観察した作品、小さく刻んだ女性の衣服をミノムシにまとってもらう作品などが出品されます。いずれも人間とは違う生きものの視点で見た世界が表現されたもので、長い時の流れや、環境、そして生態系についての思索を、鑑賞者の胸のうちに引き起こします。
また本展には、かつて十和田を含む青森県南部地方で飼育されていた南部馬を題材にした新作も展示されます。
AKI INOMATA: Significant Otherness 生きものと私が出会うとき
2019.09.14~2020.01.13
開催終了
9:00 − 17:00(入場は閉館の30分前まで)
月曜日(祝日の場合はその翌日)、12月28日(土)〜1月1日(水)年末年始休館
企画展+常設展セット券1200円。企画展の個別料金は一般800円。
団体(20名以上)100円引き。高校生以下無料。
十和田市現代美術館
〒034-0082
青森県十和田市西二番町10-9
0176-20-1127
東北新幹線の最寄り駅は、八戸駅もしくは七戸十和田駅となります。