劉根洵「富貴耄耋図」中華民国25年(1936)観峰館蔵
凌虚「富貴耄耋図」中華民国35年(1946)
宋君方/寿鑈「幼猫菊石図」中華民国37年(1948)観峰館蔵
陳務人「耄耋耆年図」清時代末期~民国時代 観峰館蔵
戴浜「耄耋図」中華民国17年(1928)観峰館蔵
中国では、猫は耄と、蝶は耋と発音が同じであり、また『礼記(らいき)』に「七十を耄といい、八十を耋という」と書かれていることから、猫と蝶とを描いた「耄耋」は、長寿を願うおめでたいものです。その組み合わせは蝶だけに留まらず、牡丹(芙蓉)、菊、魚などの動植物に及び、吉祥の寓意(ぐうい)とともに親しみのある猫の絵画は、時代を問わず、多くの人びとに愛されてきました。
本展では、同館が所蔵する近代中国絵画約50点の作品を通して、愛らしい猫たちの競演をご覧いただくとともに、近代絵画ならではの「ヘタウマ」な猫たちに癒されてください。
開館25周年秋季企画展
「耄耋(もうてつ)ってニャンだ!?―吉祥の願い―」展
2020.09.19~2020.11.23
開催終了
9:30〜17:00 (入館は16:00まで)
月曜日(9/21、11/23 は開館)、9/23
一 般 500円、高校生・学生 300円、中学生以下 無料
※無料入館日:9/27(五個荘地域共済事業)、11/14・15(関西文化の日)
観峰館 新館特別展示室
〒529-1421
滋賀県東近江市五個荘竜田町136
0748-48-4141
JR能登川駅下車 → 近江鉄道バス(八日市行き)で金堂竜田口下車 徒歩約10分