ルネ・マグリット《王様の美術館》
1966年 油彩、カンヴァス 130.0×89.0cm
横浜美術館蔵
パウル・クレー《女の館》
1921年 油彩、厚紙 41.7×52.3cm
愛知県美術館蔵
ジャクソン・ポロック《無題》
1946年 油彩、エナメル、新聞紙コラージュ、板 60.5×48.0cm
富山県美術館蔵
ヴァシリィ・カンディンスキー《網の中の赤》
1927年 油彩、厚紙 61.0×49.0cm
横浜美術館蔵
ゲルハルト・リヒター《オランジェリー》
1982年 油彩、カンヴァス 260.0×400.0cm
富山県美術館蔵
© Gerhard Richter 2020(16062020)
国内の各地方を代表する3つの公立美術館、横浜美術館、愛知県美術館、そして富山県美術館。この3館は、1980年前後の、いわゆる「美術館建設ラッシュ」の時期に開館した美術館です。それから約40年の間に、それぞれが多様性に富んだコレクションを築いてきましたが、いずれの美術館も近現代の西洋美術を収集の柱のひとつとし、またその分野に美術館の「顔」となる作品が多く含まれる点で共通しています。
本展覧会は、その3館が共同し、それぞれのコレクションを組み合わせて20世紀西洋美術の歴史を振り返るものです。 3館が誇る西洋美術コレクションから、ピカソ、クレー、ミロ、エルンスト、ダリ、マグリット、ポロック、ベーコン、ウォーホル、リヒターなど、20世紀美術史を彩った巨匠たちの作品を厳選し、絵画を中心に約120点の作品を紹介します。特定の作家をフォーカスして3館の所蔵作品を比較するコーナーなど、連携・共同企画ならではの趣向も織り交ぜながら、表現手法と概念の刷新が繰り返された前世紀の美術の軌跡をたどります。
3つの公立美術館のコレクションが競演する本展を通じて、欧米の近現代美術の枠をご堪能いただくと同時に、日本の美術館が競いあうように繰り広げてきた西洋美術収集の足跡と、その結果日本にもたらされた豊かな資産を再確認いただく機会となるでしょう。
トライアローグ
横浜美術館・愛知県美術館・富山県美術館 20世紀西洋美術コレクション
2020.11.14~2021.02.28
開催終了
10:00~18:00
※入館は閉館の30分前まで
木曜日(ただし、2021年2月11日は開館)
2020年12月29日(火)~2021年1月3日(日)、2月12日(金)
本展は、インターネットでのオンライン日時指定予約制です。
(「チケットを購入する」から、予約できます)
一般 1,500円、65歳以上(要証明書)1,400円、大学・専門学校生 1,100円、中学・高校生 500円、小学生以下 無料
※障がい者手帳をお持ちの方と介護の方(1名)は無料
※団体受け入れ及び団体割引は行っておりません。
※観覧無料の方(小学生以下、招待券・障がい者手帳をお持ちの方など)もオンライン日時指定予約が必要です。
※オンライン日時指定予約では、割引の取り扱いはありません。各種割引をご利用の場合は、横浜美術館券売所にてお買い求めください。各種割引対象は、別途お問合せください。
※本展のご観覧当日に限り、「横浜美術館コレクション展」も観覧可。
横浜美術館
横浜市西区みなとみらい3-4-1
045-221-0300
みなとみらい線「みなとみらい」駅から徒歩3分
横浜美術館(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)、日本経済新聞社、神奈川新聞社、tvk
愛知県美術館 2021年4月23日(金)~6月27日(日)※予定
富山県美術館 2021年11月20日(土)~2022年1月16日(日)※予定