平田郷陽『抱擁』(部分)(1966)個人蔵
平田郷陽『泣く子』(1936)個人蔵
野口光彦『童心戯笛』(1956)
さいたま市岩槻人形博物館蔵
野口光彦 「陽炎」
昭和時代 さいたま市岩槻人形博物館蔵
本展では、昭和初期に人形芸術運動で人形の芸術的価値を高めることに尽力した、平田郷陽(1903–1981:人間国宝)、と野口光彦(1896–1977)の二人の人形作家を中心に、作家の手による子供や親子のかたちを表した作品を紹介します。彼らは、それぞれ職人として人形製作に関わっていましたが、やがて伝統的な技術を受け継ぎながらも、その型から抜け出し、オリジナリティあふれる人形を生み出しました。
郷陽の無垢な子供の一瞬の表情や仕草を捉えた人形や、光彦の生命力や神秘性を感じさせる人形など、彼らの作った人形は、私たちを惹きつけてやみません。彼らの作る「こどものかたち」を通して、その美しさや、現代にまで通じる、人形の持つ「力」を感じていただけましたら幸いです。
【展示作家】(敬称略)
平田郷陽/野口光彦/岡本玉水/佐野光輝/鈴木賢一/綿貫萌春
こどものかたち―創作人形の力展
~平田郷陽・野口光彦を中心に~
2020.10.03~2020.11.23
開催終了
9:00~17:00(入館は閉館時刻の30分前まで)
月曜日(休日の場合は開館)
年末年始(12月28日から1月4日まで)
※臨時休館日についてはトップページのお知らせをご覧ください。
一般 500円(350円)、高校生・大学生・65歳以上 250円(150円)、小学生・中学生 150円(100円)
※( )内は20名上の団体料金。
※障害者手帳をお持ちの方と、付き添いの方1名は半額になります。
※特別展の観覧券で、常設展示室もご覧いただけます。
さいたま市岩槻人形博物館
〒339-0057
埼玉県さいたま市岩槻区本町6丁目1-1
048-749-0222
東武アーバンパークライン(野田線)「岩槻駅」から徒歩約10分
さいたま市岩槻人形博物館