「色絵松竹梅鶴文八角大皿」(修復)、有田窯、
1700~1720 年代、ロースドルフ城
「色絵唐獅子牡丹文亀甲透彫瓶」(部分修復)、
有田窯、1700~1730 年代、ロースドルフ城
「色絵花卉文花瓶」(組み上げ修復)、有田窯、
19 世紀後期、ロースドルフ城
「白磁大壺」(組み上げ修復)、マイセン窯、
20 世紀初頭、ロースドルフ城
「藍釉金彩風景文バブーシュ形置物」(修復)、マイセン窯、
19 世紀前半、ロースドルフ城
※新型コロナウィルス感染者の急増、ならびに緊急事態宣言発出により、1/12(火)から臨時休館しておりましたが、近日7日平均の新規感染者数が500人を下回っていることもあり、2/20(土)から本展覧会を再開し、会期を延長し 3/21(日)まで開催します。
オーストリア、ウィーン近郊にたたずむロースドルフ城には、日本の古伊万里を中心とした陶磁器が多数所蔵され、かつてそれらは調度品として城内を美しく飾っていました。ところが、第二次世界大戦の悲劇により、その大半は粉々に破壊されてしまいます。城主であるピアッティ家は、破壊された陶片を捨てずにあつめ、城の一室にインスタレーションし、平和への祈りを込めて一般公開しました。
本展では、国内にある有田磁器の名品とともに、陶片を含むロースドルフ城の日本、中国、西洋の磁器コレクションを海外初公開いたします。さらには日本の技術により修復した作品を展示し、波乱にとんだロースドルフ城コレクションの全貌を明らかにします。
特別展 海を渡った古伊万里
~ウィーン、ロースドルフ城の悲劇~
2020.11.03~2021.03.21
開催終了
10:00〜17:00(入館は16:30まで)
月曜日(休日の場合は翌平日)、年末年始(12/28~1/1)
一般 1,300 円、大学生・高校生 1,000 円、中学生以下無料
※同会期中のリピーターは 200円引き
※20名様以上の団体は 100円引き
※障がい者手帳、被爆者手帳をご提示の方とその同伴者1名は無料
大倉集古館
〒105-0001
東京都港区虎ノ門2-10-3(The Okura Tokyo 前)
・東京メトロ南北線「六本木一丁目駅」より徒歩5分
・東京メトロ日比谷線「神保町駅」出口4bより徒歩7分
・東京メトロ銀座線「溜池山王駅」出口9より徒歩10分
・東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」出口3より徒歩10分
公益財団法人 大倉文化財団・大倉集古館、日本経済新聞社
愛知県陶磁美術館(2021 年 4 月 10 日~6 月 13 日(予定))
山口県立萩美術館・浦上記念館(2021 年 9 月 18 日~11 月 23 日(予定))