北大路魯山人 「於里遍長鉢」
昭和28年(1953)頃 足立美術館蔵
北大路魯山人 「青於里遍籠形花器」 昭和25年(1950)頃
足立美術館蔵
北大路魯山人 「雲錦鉢」 昭和16年(1941)頃
足立美術館蔵
北大路魯山人 「金らむ手津本」 昭和15年(1940)頃
足立美術館蔵
北大路魯山人 「そめつけ詩書花入」 昭和15年(1940)
足立美術館蔵
非凡な美的感覚をもって美食を追求し、食の空間を芸術へと高めた北大路魯山人(1883~1959)。「食器は料理の着物」であると断言し、大胆で個性あふれる食の器を生み出した魯山人は、豪快な生き方も相まって、現在も多くの人を惹きつけています。
魯山人は京都に生まれ、独学で習得した書や篆刻(てんこく)が評判となり、食客として各地に滞在しました。その中で美食への関心を深めていき、料理を盛るための器も作り始めます。最高の料理を最高の器に盛る、さらに花器や絵画なども制作し、食の空間すべてに美を追求しました。
魯山人は生涯に20~30万点もの作品を遺したとされますが、同館では開館当初より特に優れた作品を求めて収集を行っており、現在約400点の名品を所蔵しています。
本展では、2020年4月1日に開館した「魯山人館」の開館1周年を記念し、同館の魯山人コレクションの中から、約120点の作品が紹介されます。また、魯山人の代表作の数々のほか、同館で初めて公開する新収蔵品もあわせて展示されます。多彩な陶芸作品、書、篆刻、絵画など、魯山人の美と食の世界をご堪能ください。
魯山人館開館1周年記念
「北大路魯山人 —美と食の芸術家—」
足立美術館の名品を一堂に
2021.04.01~2021.06.30
開催終了
9:00〜17:30
年中無休(5/11は新館のみ展示替えのため休館)
大人 2,300円、大学生 1,800円、高校生 1,000円、小中生 500円(全館鑑賞可)
足立美術館 魯山人館
〒692‐0064
島根県安来市古川町320