香りの器―高砂コレクション

津駅 | 三重県立美術館
開催期間:2020.09.19~2020.12.13 開催終了

香料を用いて香りを作り、これを楽しむ文化は、はるか古代に始まり、文明の発達とともに進化してきました。文明化された社会では、香りは人々の生活に欠かせないものとされ、人々は異国に香料を求め、貴重な香油や香木をおさめるために、贅(ぜい)を尽くし、美しくかざった器を用意しました。香りは目に見えるものではなく、形を残すものではありません。しかし、今日残される香水瓶、香道具の数々は、人々が愛した香りの文化を現在に伝えています。

 

本展では、今年創業100年を迎える高砂(たかさご)香料工業のコレクションより、香りにまつわる工芸品約230点を展示し、香りの歴史と文化をご紹介します。紀元前オリエントやギリシアの香油瓶から、日本の伝統的な香道で使われた漆芸品の数々、ヨーロッパ王侯貴族に愛された17世紀の陶磁器や20世紀香水メーカーの香水瓶まで、古今東西の「香りの器」が一堂に会するこの機会をどうぞお見逃しなく。

展覧会名

香りの器―高砂コレクション

会期

2020.09.19~2020.12.13 開催終了

開館時間

9:30-17:00(ただし、入館は16:30まで)

休館日

毎週月曜日、9月23日(水)、11月24日(火)
(9月21日、9月22日、11月23日は開館します)

入場料

一般900 (700) 円、学生700 (500) 円、高校生以下無料
( )内は20名様以上の団体料金
・この料金で「特集展示 榊莫山展(9月24日(木)から)」、「美術館のコレクション」、「柳原義達の芸術」もご覧いただけます。
・生徒・学生の方は生徒手帳、学生証等をご提示ください。
・障害者手帳等をお持ちの方および付き添いの方1名は観覧無料。
・県内学校(小・中・高・特別支援)等が来館する場合、引率者も観覧無料(要申請)。
・9月20日、10月18日、11月15日の「家庭の日」(毎月第3日曜)は団体割引料金でご覧いただけます。
・前売券は販売しておりません。

会場

三重県立美術館

住所

〒514-0007
三重県津市大谷町11番地

お問い合わせ

059-227-2100

アクセス

近鉄/JR津駅西口から徒歩約10分、または津駅西口1番のりばより、三重交通バス「西団地循環」、「津西ハイタウン行き(むつみ・つつじ経由)」、「夢が丘団地行き(総合文化センター前経由)」、「総合文化センター行き」のいずれかに乗車約2分、「美術館前」下車徒歩約1分

主催

三重県立美術館

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