〈バンコク、ハノイ〉より《バンコク中央駅の裏通り、早朝》
1982-1987年 東京都写真美術館蔵
《アキバ・サデキさん(26)イラン出身》
〈Living Room, Tokyo〉より 1989-1994年 作家蔵
〈Picnic〉より 1995-2003年 作家蔵
〈Binran〉より 2004-2007年
AKIO NAGASAWA GALLERY蔵
瀬戸正人(1953-)はタイ国ウドーンタニ市に、日本人の父とベトナム人の母の元に生まれ、61年に父の故郷である福島県に移り住みました。
東京写真専門学校(現・東京ビジュアルアーツ)卒業後、 1981年よりフリーランスの写真家として活動を始め、96年には、特異な視点で都会に生きる人々を捉えた〈Silent Mode〉、〈Living Room, Tokyo 1989-1994〉で第21回木村伊兵衛写真賞を受賞、現代日本を代表する写真家の一人として高い評価を得ています。
タイと日本を往還しながら、半世紀以上にわたりアジア各地の人々の暮らしや表情、風土や自然、また社会にレンズを向けてきた瀬戸は、「写真は『記録』であると同時に『記憶』でもある」と語ります。本展で紹介する作品群は、瀬戸自身の記憶とともに、何層にも折りたたまれた「記憶の地図」となって、見る者の前に鮮やかに浮かび上がらせることでしょう。
本展は、デビュー作〈バンコク、ハノイ1982-1987〉から最新作〈Silent Mode2020〉にいたる各時代の代表作によって、瀬戸が見たアジアの表情を紹介します。
瀬戸正人 記憶の地図
2020.12.01~2021.01.24
開催終了
10:00〜18:00
※夜間開館は休止します。
毎週月曜日(ただし、1月11日(月・祝)は開館、1月12日(火)は休館)、年末年始(12/29-1/1)
一般 700(560)円、学生 560(440)円、中高生・65歳以上 350(280)円
※( )は当館の映画鑑賞券ご提示者、各種カード会員
※小学生以下、都内在住・在学の中学生および障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料。
※1月2日(土)、1月3日(日)および1月21日(木・開館記念日)は無料。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入場規制があります。
※各種割引の併用はできません。
東京都写真美術館 2階
〒153-0062
東京都目黒区三田1-13-3
恵比寿ガーデンプレイス内
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