撮影者不詳《イルフ逃亡》 1939年 個人蔵
高橋渡《エンピツ画》 1937年 個人蔵
伊藤研之《音階》 1939年 福岡市美術館蔵
「ソシエテ・イルフ」は1930年代半ばから1940年まで福岡で活動した前衛美術グループです。
「古い(フルイ)」の逆さ読みで「イルフ」と名乗っていることからも分かるように、彼らはシュルレアリスムや抽象芸術といった「新しい」美のありかたを探求し、実践しました。表紙《イルフ逃亡》が象徴するように、彼らは絵画・写真・工芸と各々の専門を持ちながら「イルフ」な方へと前進していました。
福岡市美術館では1987年に「イルフ」の初回顧展を開催しましたが、それから30年余りが経つ今年、グループの活動を再検証する2度目の展覧会「ソシエテ・イルフは前進する」を開催いたします。
これまでの調査を踏まえつつ、福岡の前衛美術の系譜、アートコレクティブの先駆け、戦時下の青年美術家の限界など、様々な観点から興味の尽きない彼らの姿を作品・資料からご紹介します。ぜひご期待ください。
ソシエテ・イルフは前進する 福岡の前衛写真と絵画
2021.01.05~2021.03.21
開催終了
9:30~17:30
※入館は閉館の30分前まで
毎週月曜日
※ただし、2021年1月11日(月・祝)は開館し、1月12日(火)は休館。
一般200円(150円)、高大生150円(100円)、中学生以下無料
※( )内は20 名以上の団体料金。
※観覧券購入の際、交通系ICカード及びLINE Pay、WeChat Pay、NAVER Payがご利用いただけます。
※観覧料の免除:次の方は無料でご観覧いただけます。展示室入口にて以下の証明書等をご提示ください。
身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳(以上は介護者1人を含む)/特定医療費(指定難病)受給者証/特定疾患医療受給者証/先天性血液凝固因子障害等医療受給者証/小児慢性特定疾病医療受給者証/福岡市、北九州市、熊本市、鹿児島市在住の65 歳以上は住所と生年月日がわかるもの(健康保険証、運転免許証等)
福岡市美術館 2階コレクション展示室 近現代美術室B
〒810-0051
福岡市中央区大濠公園 1-6
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福岡市美術館