用賀駅 | 世田谷美術館
開催期間:2021.01.05〜2021.02.28
北大路魯山人《椿文鉢》1940年頃
世田谷美術館蔵 撮影:上野則宏
アンリ・ルソー
《サン=ニコラ海岸から見たシテ島(夕暮れ)》
1887-88年頃 世田谷美術館蔵
アンリ・ルソー
《フリュマンス・ビッシュの肖像》1893年頃
世田谷美術館蔵
北大路魯山人《織部かすみ平鉢》1935-44年
世田谷美術館蔵 撮影:上野則宏
アンドレ・ボーシャン《地上の 楽園》1935年
世田谷美術館蔵
ⒸADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2020 E3962
本展では、世田谷美術館のコレクションの柱をなす北大路魯山人の器と、アンリ・ルソーなど「素朴派」といわれる人々の作品を紹介します。
篆刻、書画、陶芸、また料亭のディレクションなどを自在に手がけた才人ながら、毀誉褒貶の激しかった北大路魯山人(1883-1959)。そんな作家を長年支援した世田谷の実業家・塩田岩治が、妻サキとともに愛用した味わいぶかい魯山人作品は、「塩田コレクション」として当館に寄贈されたものです。
ルソーやアンドレ・ボーシャンといった素朴派の描き手たちは、おのおのの人生を歩むなか、独学で表現を突きつめました。不思議な魅力をもつ彼らの作品は、生きることと表現することの分かちがたい結びつきを示すものとして、当館の活動のシンボルにもなっています。
本展では魯山人の陶磁器など約50件、フランス、東欧、米国、日本などで生まれた素朴派絵画から約50点を精選。展示室の窓外に広がる自然も楽しみながら、日々創造的に生きることに思いをめぐらせる、またとない機会となるでしょう。
世田谷美術館コレクション選
器と絵筆――魯山人、ルソー、ボーシャンほか
2021.01.05〜2021.02.28
10:00~18:00(入場は17:30まで)
月曜日(ただし、1月11日は開館)、1月12日(火)
一般 500円(400円)、65歳以上 400円(300円)、大高生 400円(300円)、中小生 300円(200円)
※( )内は20名上の団体料金
※障害者の方は300円(団体の場合200円)、大高中小生の障害者の方は無料、介助者(当該障害者1名につき1名)は無料
【リピーター割引】
会期中、本展有料チケットの半券をご提示いただくと、2回目以降は団体料金にてご覧いただけます。
※他の割引との併用はできません
世田谷美術館
東京都世田谷区砧公園 1-2
東急田園都市線「用賀」駅下車、北口から徒歩17分 もしくは美術館行バス「美術館」下車徒歩3分
小田急線「成城学園前」駅下車、南口から渋谷駅行バス「砧町」下車徒歩10分
小田急線「千歳船橋」駅から 田園調布行バス「美術館入口」下車徒歩5分
来館者専用駐車場(60台、無料):東名高速道路降下 厚木方面側道 400m 先。美術館まで徒歩5分
世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)
世田谷美術館は、視覚障害者の美術鑑賞に関する講演会を長らく開催してきたことをきっかけに、ルソーなどの作品の「触図」(手でふれて読み解く図)を制作しました。会場出口で実際にふれることができます。※手指消毒液を常備しております。
触図制作:NPO法人視覚障害者芸術活動推進委員会