𤭯(はそう)
須恵器(陶邑窯産)
古墳時代中期(5世紀)
愛知県陶磁美術館(村瀬敏治氏寄贈)
水瓶(すいびょう)
須恵器(陶邑窯出土)
奈良時代(8世紀)
愛知県陶磁美術館
(本多静雄コレクション)
陶邑窯(すえむらよう)と猿投窯(さなげよう)の
蓋付短頸壺(ふたつきたんけいこ)
須恵器 奈良時代(8世紀)
(右)猿投窯 岩崎地区出土(日進市)
(左)陶邑窯出土
いずれも愛知県陶磁美術館(本多静雄コレクション)
古墳時代に始まる国内最古の陶磁器―須恵器(すえき)。それまでの土器とは全く次元の異なる須恵器の登場は、日本史上最大のやきもの革命でした。この革命の地こそ大阪府の陶邑窯(すえむらよう)で、大和政権傘下の元、須恵器の生産を牽引し、時代の要望に答えながら、奈良時代に到るまで国内最大の陶産地として君臨しました。
本展では、陶邑窯の作品群を以下二つのテーマから紹介します。
①古代史の潮流をも読み解ける、陶邑窯のダイナミックな作風の軌跡に迫ります。
②陶邑窯に続き、やきもの界の主役へ躍り出る、愛知県の猿投窯(さなげよう)の作品を加えることで、古代のやきもの産地の二大巨頭の魅力を見比べます。
陶邑窯を軸に古代のやきものの魅力に迫る、全国的にも類を見ない展覧会です。
日本陶磁の源・陶邑窯
―猿投窯の前に立ちはだかった巨大な壁―
2021.01.09~2021.03.21
開催終了
9:30~16:30(入館は16:00まで)
※1月9日(土)は開会式のため、11:00より
毎週月曜日休館(ただし1月11日(月・祝)は開館、1月12日(火)は休館)
一般600円(480円)・高校・大学生500円(400円)・中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
※上記観覧料で常設展示も併せてご観覧いただけます。
※各種割引制度あり。詳しくは公式サイトをご確認ください。
愛知県陶磁美術館
〒489-0965
愛知県瀬戸市南山口町234
・リニモ「陶磁資料館南」駅下車、徒歩600m
・名鉄バス「菱野団地」経由「愛・地球博記念公園」行き「陶磁美術館」下車(土・日・休日のみ運行)
愛知県陶磁美術館