モダン・デザインの思想に裏打ちされた厳格な画面構成と造形意識から、日本にとどまらず国際的にも高い評価を得ている世界的写真家・石元泰博。2021年は、石元の生誕100年にあたります。これを記念し、約60年にも及ぶ写真家としての軌跡を回顧します。
日本の伝統建築にモダニスムを見出した代表作「桂離宮」、都市と人間のあり方を問いかける「シカゴ」「東京」シリーズ、建築家やデザイナー、編集者らとの交流を示す建築写真やポートレート作品、密教の世界を精緻に写しとった「曼荼羅」、晩年に取り組んだ「刻」、そして半世紀余りを共に歩んだ多重露光によるカラー作品シリーズなど、手掛けた仕事は多彩を極めます。
石元の写真家としての確固たる意志や被写体へ鋭いのまなざし、撮影に対する飽くなき探究心によって生み出されたこれらの作品群を通して、写真家・石元泰博の生涯をたどるとともに、今一度その魅力に迫ります。
生誕100年 石元泰博写真展
2021.01.16~2021.03.14
開催終了
9:00~17:00
※入館は閉館の30分前まで
会期中無休
一般900 円(720 円)、大学生 650 円(520 円) 、高校生以下無料
※( ) 内は20名以上の団体割引料金。
※年間観覧券所持者は無料。
※ 身体障害者手帳、 療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、 戦傷病者手帳、 及び被爆者健康手帳所持者とその介護者( 1名)、 高知県及び高知市の長寿手帳所持者は無料。
高知県立美術館
〒781-8123
高知県高知市高須353-2
○「はりまや橋」からとさでん交通路面電車「ごめん」、「領石」または「文珠通」行きで15分、「県立美術館通」下車徒歩5分
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○とさでん交通バス「高知県立大学・医療センター線」・「美術館通」下車徒歩5分
○高知龍馬空港からは、高知市内―空港間を結ぶとさでん交通の空港連絡バスがご利用いただけます。バス停「葛島」で下車徒歩約16分
○車・タクシーをご利用の場合はJR高知駅から約20分、高知龍馬空港からは30分、高知自動車道南国インターから15分、高知インターから10分。
高知県立美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会、RKC高知放送