生誕110年 岡本太郎―パリから東京へ

鳥取県立博物館
開催期間:2021.02.11~2021.03.21 開催終了

岡本太郎(1911―1996年)は、名実ともに戦後日本における「顔」としてお茶の間にも広く知られた前衛芸術家です。

一方で戦後の日本、とりわけ1950年代には、国内でいくつかの展覧会を企画して同時代の欧米の前衛芸術を紹介したことが知られます。岡本がこうした役割を担うに至った背景には、戦前に10年間を過ごしたパリで築いた同地の新進気鋭の芸術家らとの交流が大きく横たわっています。欧米の前衛芸術家達との交友関係は戦後にも続けられ、彼らの作品は岡本を介して日本で初めて紹介される機を得ました。これを契機として国内ではアンフォルメルや抽象表現主義といった同時代の欧米の美術への関心が深まり、1950年代中盤以降の日本の現代美術の進路を定めることになったのです。

会期中に生誕110年を迎えるこの本展では、67点の岡本作品を含め180点を超える同時代の作品を展示し、オーガナイザーとしての岡本の知られざる側面に迫ります。

展覧会名

生誕110年 岡本太郎―パリから東京へ

会期

2021.02.11~2021.03.21 開催終了

開館時間

9:00~17:00
※入館は閉館の30分前まで

休館日

月曜日

入場料

800円(団体・前売・大学生・70歳以上の方:600円)
(高校生以下、学校教育活動での引率者、障がいのある方・要介護者等及びその介護者は無料)

会場

鳥取県立博物館

住所

〒680-0011
鳥取県鳥取市東町二丁目124番地

お問い合わせ

0857-26-8042

アクセス

[お車で]鳥取自動車道・鳥取IC、または鳥取西ICより約15分
[JR鳥取駅からタクシーで]約10分
[JR鳥取駅からバスで] 100円バス「くる梨」緑コース「11仁風閣・県立博物館」下車すぐ

主催

「岡本太郎展」実行委員会(鳥取県立博物館、日本海テレビジョン放送株式会社)、読売新聞社、美術館連絡協議会

この記事をシェアする
展覧会一覧に戻る
TOP