樹の一脚展 人の営みと森の再生

東陽町駅 | ギャラリーエークワッド
開催期間:2021.02.05~2021.03.31 開催終了

人が手で触る、感じる、知る、作る体験が急速に失われていく時代において、身の回りの素材である樹に触れ、ものを作ることへのきっかけ、ものを作ることでの気づき、ものを作るときの気持ちを、招待した30工房によって製作された椅子の展示と樹を削るワークショップにより体感する企画です。

素材となる木は、神戸の六甲山と、埼玉県の西部 三富(さんとめ)地域の雑木林で伐採された地域材です。地域材は種類が雑多で、数量も限られているため、木材としての流通経路がなく、その価値が見直される道の模索が続いています。身近な森や雑木林が整備されず、放置されている危機的状況を受けて、地域の問題と向き合い、木を生かす取り組みとして、作家が製作した椅子を展示します。

展示された椅子は触って座ることが出来、それぞれの椅子の材料となった樹が育った森のことや、作家の想いを感じていただけます。作り手と使い手が繋がり、地域材の活用例を通して、身近にある森の未来について考えるきっかけになればと思います。

 

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今後、会期や休館・イベント情報が変更となる場合があります。最新の情報はギャラリーエークワッドの公式サイトをご確認ください。

展覧会名

樹の一脚展 人の営みと森の再生

会期

2021.02.05~2021.03.31 開催終了

開館時間

10:00~18:00
(土曜・最終日は17:00まで)

休館日

日曜・祝日

入場料

無料

会場

ギャラリーエークワッド

住所

〒136-0075 
東京都江東区新砂1-1-1 
竹中工務店東京本店1F

アクセス

東京メトロ東西線東陽町駅から徒歩3分

主催

公益財団法人竹中育英会

ワークショップ「樹を削る」

シェービングホースに跨り、ドローナイフを使って樹を削る体験をします。(各回定員5名)

会場:竹中工務店東京本店1階Wi²(ワイスクエア)
講師:さんとめの木をいかす会
申込:要事前申込(先着順)
公式サイトの申込フォームよりお申込ください
A.無料ワークショップ…椅子の脚となる丸棒を角材から削りだします開催日:2月27日(土)、3月6日(土)
開催時間:①10:00~11:00 ②12:00~13:00 ③15:00~16:00
対象年齢:小学生以上

B.有料ワークショップ…1日のカリキュラムでスツールを作ります。
日時:2021年2月20日(土)、3月13日(土)、3月27日(土)10:00~17:00
参加費:20,000円(開催日3日前よりキャンセル料金が発生します)
対象年齢:中学生以上

講演会「森が椅子になる」

日時:2021年3月6日(土)13:00~14:30
会場:竹中工務店東京本店1階Wi²(ワイスクエア)(予定)
進行:久津輪雅(岐阜県立森林文化アカデミー教授)
講師:北島庸行(木工家)、山崎正夫(シェアウッズ代表)、高村徹(木工デザイナー)、成瀬吉明(川越の木樵)
参加費:無料

※本講演会は記録映像を収録し、後日配信予定です。詳細は公式サイトをご確認ください。

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