百花繚乱 ―華麗なる花の世界―

恵比寿駅 | 山種美術館
開催期間:2021.04.10~2021.06.27 開催終了

緊急事態宣言の発出に伴い、東京都から休業の協力依頼がございましたので、臨時休館いたします。

休館期間:4月27日(火)~5月11日(火)※状況により休館期間を延長する場合がございます。予めご了承ください。

お客様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
なお、4月25日(日)は通常通り10時~17時まで開館いたします。(入館は閉館時間の30分前まで。)
オンラインでご購入済みのチケットにつきましては、個別にメールでご連絡いたします。

 

日本では古くから、四季折々を彩る花を愛で、詩歌に詠い、絵画や工芸のモティーフとして表してきました。とりわけ絵画では、中世以来、中国から伝来した花鳥画や草花図などの主題表現を基盤として、梅や杜若、水仙など、季節ごとに咲く単一の種類の花が主役となる作品から、四季花鳥図のように、本来は開花時期の異なる花々を一画面に取りそろえた作品まで、多彩な花の表現が展開しました。明治以降になると、それまでの美意識を引き継ぎつつ、近代的な感覚や季節感、西洋絵画の手法などを取り入れながら、新たな花の表現が模索され、個性豊かな作品が生み出されています。

本展では、近代・現代の日本画を中心に、横山大観の桜、山口蓬春の紫陽花、小林古径の蓮、速水御舟の椿など、春夏秋冬、1年12ヶ月それぞれの季節を感じさせる花の名画を一堂に展示し、名だたる画家たちの花に寄せるまなざし、創意工夫に満ちた表現をご覧いただきます。また、四季をそろえる伝統を受け継いだ田能村直入《百花》や荒木十畝《四季花鳥》、中国の院体画を意識した福田平八郎《牡丹》、琳派へのオマージュが込められた川端龍子《八ツ橋》など、個々の作品が持つ歴史的背景もあわせて紹介します。

展覧会名

【開館55周年記念特別展】
百花繚乱 ―華麗なる花の世界―

会期

2021.04.10~2021.06.27 開催終了

開館時間

11:00~16:00
※入館は閉館時間の30分前まで。今後の状況により開館時間が変更となる場合があります。

休館日

月曜日[5/3(月)、4(火)、5(水)、6(木)は開館]

入場料

一般1300円、大学生・高校生1000円、中学生以下無料(付添者の同伴が必要です)
障がい者手帳、被爆者健康手帳をご提示の方、およびその介助者(1名)1100円 、左記いずれかのうち大学生・高校生900円
※きもの特典:きものでご来館された方は、一般200円引き、大学生・高校生100円引きの料金となります。

会場

山種美術館

住所

東京都渋谷区広尾3-12-36

アクセス

JR恵比寿駅・東京メトロ日比谷線 恵比寿駅より徒歩約10分

主催

山種美術館、朝日新聞社

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