色絵松竹梅鶴文八角大皿(修復)
有田窯 1700-20年代 ロースドルフ城
色絵唐獅子牡丹文亀甲透彫瓶(部分修復)
有田 1700-30年代 ロースドルフ城
ロースドルフ城 陶片の間
オーストリア、ウィーン郊外にたたずむ古城ロースドルフ城には、日本の古伊万里を中心とした陶磁器が多数所蔵され、かつてそれらは調度品として城内を美しく飾っていました。
ところが、第二次世界大戦終結直後の混乱期であった1945年に、コレクションの多くが破壊されてしまったのです。城主であるピアッティ家は、城内に残された大量の破片を廃棄するのではなく、現在まで大切に保管し、平和への祈りを込めて一般公開してきました。
本展では、国内にある古伊万里の名品とともに、破片を含むロースドルフ城の陶磁コレクションを日本初公開いたします。さらには、日本における最新の修復技術により破片を修復した作品を展示し、波乱に満ちたロースドルフ城コレクションの全貌を明らかにします。
海を渡った古伊万里
~ウィーン、ロースドルフ城の悲劇~
2021.04.10~2021.06.13
開催終了
9:30~16:30(入館は閉館の30分前まで)
※4月10日(土)は開会式のため、観覧は11:00から
毎週月曜日(ただし5月3日(月・祝)は開館し、6日(木)は休館)
一般900円(720円)・高校・大学生700円(560円)・中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
※上記観覧料で常設展示も併せてご観覧いただけます。
※各種割引制度あり。詳しくは公式サイトをご確認ください
愛知県陶磁美術館
〒489-0965
愛知県瀬戸市南山口町234
・リニモ「陶磁資料館南」駅下車、徒歩600m
・名鉄バス「菱野団地」経由「愛・地球博記念公園」行き「陶磁美術館」下車(土・日・休日のみ運行)
愛知県陶磁美術館、中日新聞社