葛飾北斎《冨嶽三十六景 凱風快晴》
葛飾北斎《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》
葛飾北斎《冨嶽三十六景 尾州不二見原》
葛飾北斎《自画像》
アンリ・リヴィエール
《エッフェル塔三十六景 建造中のエッフェル塔、トロカデロからの眺め》
※緊急事態宣言を受け、4/26(月)~5/31(月)
営業時間等には変更ありません。事前予約不要、
昨年、生誕260年を迎えた葛飾北斎(1760-1849)は歌麿、広重、写楽らと並び称される江戸時代後期を代表する浮世絵師です。
はじめ勝川派に入門し、春朗と称しましたが、後に宗理、北斎、爲一、卍(まんじ)など様々に改名、90数回に及ぶ転居を繰り返し、晩年まで衰えを知らずに90年の生涯で数多くの作品を世に出しました。特に「冨嶽三十六景」のシリーズが著名ですが、なかでも、赤冨士の《凱風快晴》、大波を描いた《神奈川沖浪裏》は、世界で最も知られる日本絵画といっても過言ではないでしょう。
北斎は当時より日本国内で絶大な人気を博しましたが、遠くヨーロッパにも多大な影響を与え、ジャポニスムのブームを巻き起こします。そのきっかけは日本からの輸出用陶磁器の包み紙に使われていた絵手本『北斎漫画』が、フランスの美術家の目に留まったためといわれています。
本展では「冨嶽三十六景」の《凱風快晴》《神奈川沖浪裏》をはじめとする風景画や『北斎漫画』、初期の役者絵、洋風画、肉筆画など北斎の様々な魅力をお楽しみいただきます。また、北斎に強い影響を受けたフランスの画家、アンリ・リヴィエール(1864-1951)が「冨嶽三十六景」に倣って描いた「エッフェル塔三十六景」もあわせて展示し、北斎がヨーロッパに与えた影響の一端を紹介します。
※展覧会の内容は変更される場合があります。最新情報は、美術館公式サイトをご確認ください。
世界が絶賛した浮世絵師 北斎展
2021.04.09~2021.06.20
開催終了
10:00~19:00
※入館は閉館の30分前まで
月曜日(ただし5月3日は開館し5月6日[木]が休館)
一般800円 学生(高校生以上)・65歳以上400円
中学生以下 無料
八王子市夢美術館
東京都八王子市八日町8-1
ビュータワー八王子2F
JR八王子駅下車北口より徒歩15分
公益財団法人八王子市学園都市文化ふれあい財団