二代歌川国綱(二代国輝)「天目山勝頼討死ノ図」
歌川芳虎/重清/岐山「書画五拾三駅 伊勢 石薬師 逆桜」
月岡芳年「義経記五條橋之図」
歌川広重「忠臣蔵 夜討」
歌川豊宣「新撰太閤記 此人にして此病あり」
※太田記念美術館は5月15日(土)より「江戸の敗者」展を再開いたします。最後の2日間となりますが、どうぞお楽しみください。5月17日~20日は当初の予定通り展示替え休館となり、5月21日より「鏑木清方と鰭崎英朋 近代文学を彩る口絵 ―朝日智雄コレクション」を開催します。詳しくは美術館公式サイトをご確認ください。
戦いや競争があると、そこに必ず生まれるのが勝者と敗者です。そして日本の歴史上の人物はもちろん、小説や歌舞伎などの物語の中で、私たちの心を惹きつけて深い印象を残すのは、勝者よりむしろ敗者なのではないでしょうか。近年では歴史を敗者の立場から見直すことで、新たな視点を見出そうとする動きも盛んになっています。
そして江戸の人々にとっても、源義経や明智光秀のように戦いに負け、落ちぶれていく者たちのはかなさや悲哀を描いた歌舞伎や小説は、深い共感を呼んだようです。江戸時代に親しまれ、浮世絵に描かれたさまざまな敗者たちに焦点を当てる展覧会です。
江戸の敗者たち
2021.04.15~2021.05.16
開催終了
10:30~16:30
※入館は開館の30分前まで。
※事前予約は必要はございません。
月曜日(5/3は開館)、5/6
一般 800円 大高生 600円 中学生以下無料
太田記念美術館
〒150-0001
東京都渋谷区神宮前1-10-10
JR山手線:原宿駅表参道口より徒歩5分 (表参道を青山方向へ進みソフトバンクの先の路地を左折)
東京メトロ千代田線/副都心線:明治神宮前駅5番出口より徒歩3分 (表参道を原宿駅方向へ進み千疋屋の先の路地を右折)
太田記念美術館