膠を旅する——表現をつなぐ文化の源流

武蔵野美術大学 美術館・図書館
開催期間:2021.05.10~2021.06.20 開催終了

日本画の伝統的画材である膠(にかわ)は、絵具と支持体をつなぎとめる素材として、多様な表現を生み出しながら、連綿と続く日本画の系譜を支えてきました。しかしながら、今日において伝統的な手工業による膠の生産は途絶えています。

 

本展は、武蔵野美術大学共同研究「日本画の伝統素材『膠』に関する調査研究」の成果発表展として、膠づくりの歴史的・社会的背景を見つめ直す現地調査のドキュメントを中心に、実際の動物の皮といった実物資料、さらには同館所蔵の日本画等の膠を用いた作品表現を紹介します。動物の骨や皮を主な原料とする膠づくりの源流をたどる旅を通して、各地の動物資源の利用とその社会史、膠がつなぐ表現の諸相を多角的に見つめます。

展覧会名

膠を旅する——表現をつなぐ文化の源流

会期

2021.05.10~2021.06.20 開催終了

開館時間

10:00~18:00
※土曜日・特別開館日は17:00閉館

休館日

日曜日(ただし6/13と6/20は特別開館日)

入場料

無料

会場

武蔵野美術大学 美術館・図書館

住所

〒187-8505
東京都小平市小川町1-736

お問い合わせ

042-342-6003

アクセス

・JR中央線「国分寺」駅で西武国分寺線「東村山」行に乗換、「鷹の台」駅下車徒歩約18分
・JR中央線「国分寺」駅北口より「武蔵野美術大学」行または「小平営業所」行に乗車、「武蔵野美術大学正門」下車(バス所要時間:約25分)
・JR中央線「立川」駅北口(5番乗り場)より「武蔵野美術大学」行に乗車、「武蔵野美術大学」下車(バス所要時間:約25分)
※ お車でのご来館はご遠慮ください。

主催

武蔵野美術大学 美術館・図書館

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