※新型コロナウイルス感染症対策のため、5月12日(水)~31日(月)の間、北九州市内の公共施設が臨時休館することとなりました。
北九州市立いのちのたび博物館「落合陽一 環世界の遠近法 ー時間と空間、 計算機自然と芸術ー」、並びに北九州市立美術館(本館)「多様性への道」は、5月11日(火)をもちまして一時休止いたします。
詳しくは、公式サイトをご確認ください。
北九州市は2018 年、アジア地域で初めてOECD(経済協力開発機構)から「SDGs 推進に向けた世界のモデル都市」に選定されました。そこで北九州未来創造芸術祭 ART for SDGs では、アートを通して、SDGs の目標を可視化し、さらにポストコロナ時代の新しい生き方のヴィジョンを世界に向けて発信することをめざします。
日本は古来、自然を愛で、自然と共生する生き方を一つの美学にまで昇華してきました。それは伝統美術に見られる花鳥風月や日本庭園の造形などにも見出すことができます。自然に寄り添う美術は19 世紀にヨーロッパを席巻した日本趣味(ジャポネズリー)のモチーフにもなりました。そのような日本文化の特筆はよりよい環境や、平等で多様性をもつ貧困のない社会の実現というSDGs の掲げる目標「持続可能な世界」の構築に、多大な貢献をなすものと思われます。
本芸術祭では廃材を使ったアート、自然や医療につながるアート、多様性社会を表現するアート、最先端のテクノロジーを用いたアートなど、さまざまな作品を招致して、これまでにない独自の芸術祭を構成します。さらに、従来のアートの境界を超えて、科学・技術、自然、福祉、スポーツといった他領域に関わる作品を意欲的に招聘し、新しい学びとエンターテインメントのプラットフォームをつくりだし、地域社会に「創造性」というレガシーを残したいと思います。
SDGs の実現には、経済成長、社会的包摂、環境保護という3 つの主要素の調和が欠かせません。本芸術祭はアートを通じて人々に新しい生き方のヴィジョンと考え方を広め、来たるべき社会のよりよい未来を描くことを試みます。
【複数会場で開催!】
東田大通り公園/北九州市立いのちのたび博物館/東田第一高炉跡/北九州イノベーションギャラリー/北九州市環境ミュージアム/北九州市立美術館(本館)/スペースワールド駅前改札広場
※北九州市立いのちのたび博物館は~5月30日まで。北九州市立美術館は~7月11まで会期延長して開催。
北九州未来創造芸術祭 ART for SDGs
2021.04.29~2021.05.09
開催終了
9:00~17:00
※東田第一高炉跡:19:15~22:00(※照明点灯時間、敷地内立入不可)
※北九州市立美術館(本館):9:00~17:30
※スペースワールド駅前改札広場:9:00~19:00
・北九州市環境ミュージアムのみ5/6休館
・北九州市立美術館は毎週月曜日休館
無料
※北九州市立いのちのたび博物館は、常設展観覧料(大人600円ほか、要WEB事前約)、北九州市立美術館(本館)は、コレクション展観覧料(大人300円ほか)が必要
東アジア文化都市北九州実行委員会、北九州市