趙之謙(1829-1884)《富貴図軸》
清・同治11年(1872)東京国立博物館蔵
Image:TNM Image Archives
【後期展示】
羅聘(1733-1799)《浄名居士像軸》(部分)
清・18世紀 三重・澄懐堂美術館蔵
高鳳翰(1683-1749)《山水花卉冊(蓮)》
清・雍正12年(1734) 大阪市立美術館蔵
【前期展示】
李鱓(1686-1762)《萱草石竹図軸》
清・18世紀 個人蔵
李鱓(1686-1762)《行書五言聯軸》
清・乾隆2年(1737) 個人蔵
「揚州八怪」とは、中国の清時代中期、揚州という都市を舞台に活躍した書画家 “8人”の呼称です。金農(きんのう、1687-1763)や鄭燮(ていしょう、1693-1765)を筆頭として、彼らはみな教養深く、伝統に囚われない自由な表現によって芸苑に新風を吹き込みました。なお、「揚州八怪」と名づけたのは後世の評論家ですが、人によって選ぶ8人に多少違いがあったため、揚州八怪にかぞえられた者は総じて15人います。
このたび、日本国内に収蔵される関係作品を含めた73件と、中国屈指の収蔵を誇る上海博物館の協力をもと、精細な画像によって八怪の名品を補い、揚州八怪の全容に迫ります。中国書画の伝統を近代まで切り開いた、先進的な彼らの芸術の魅力を存分にお楽しみいただきたいと思います。
※展示替えあり。
(前期:6月12日~7月11日、後期:7月13日~8月15日)
※新型コロナウイルス感染症の流行状況により、入場制限等を行う場合があります。
※災害などにより、中止・延期・変更となる場合があります。
※最新情報は展覧会公式サイトをご確認ください。
特別展「揚州八怪」
2021.06.12~2021.08.15
開催終了
9:30〜17:00(最終入館時間 16:30)
月曜日(8月9日は開館)
一般1,500円、高大生1,000円
※中学生以下、障がい者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料(要証明)
※大阪市内在住の65歳以上の方も一般料金が必要です。
大阪市立美術館
〒543-0063
大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-82
(天王寺公園内)
・Osaka Metro 御堂筋線・谷町線「天王寺駅」
・JR「天王寺駅」
・近鉄 南大阪線「大阪阿部野橋駅」
・阪堺電気軌道 上町線「天王寺駅前駅」
・大阪シティバス「あべの橋停留所」
上記最寄駅を下車し、北西へ約400m(天王寺公園内)
大阪市立美術館、読売新聞社