1900年パリ万国博覧会フィンランド館
ラハティ市立博物館
ポホヨラ保険会社ビルディングの中央らせん階段
Photo ©Museum of Finnish Architecture/ Karina Kurz, 2008
ヴィトレスクのサーリネン邸のダイニングルーム
Photo: Ilari Järvinen/Finnish Heritage Agency, 2012
エリエル・サーリネン
《バラのタペストリーのスケッチ》1904年
フィンランド・デザイン・ミュージアム
エリエル・サーリネン
《スール=メリヨキ邸、広間の透視図》1902年
フィンランド建築博物館
美しい森と湖で知られる北欧の国フィンランド。日本でもファンの多いフィンランドのモダニズムの原点を築いたのがエリエル・サーリネン(1873-1950)です。
サーリネンはヘルシンキ工科大学在学中に出会ったゲセリウスとリンドグレンと共同で設計事務所を設立し、1900年パリ万国博覧会フィンランド館の建築が好評を博して、みごとなデビューを果たします。
初期の作風は、ナショナル・ロマンティシズムと称される、アール・ヌーヴォーの影響をうかがわせながらも民族の独自の文化的ルーツを表現した建築で、当時、独立を求めていたフィンランドの人々を鼓舞させるものでした。
1923年に活動の展開を求めてアメリカに渡ってからは、自ら設計したクランブルック・アカデミー・オブ・アート(美術学
本展は、渡米までのフィンランド時代にスポットをあて、図面や写真、家具や生活のデザインといった作品資料の展示を通して紹介します。つねに革新を求めつつ、自然や風土に根ざし、光と陰影をとりこんで豊かな表情を見せるサーリネンのデザインは
サーリネンとフィンランドの美しい建築展
2021.07.03~2021.09.20
開催終了
10:00~18:00(入館は閉館の30分前まで)
水曜日、8月10日~13日
一般 800円、65歳以上 700円、大学生 600円、中・高校生 400円、小学生以下無料
※障がい者手帳をご提示の方、および付添者1名まで無料でご入館いただけます。
パナソニック汐留美術館
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