葛飾北斎「堀河夜討図」(部分)
江戸時代後期 19世紀前半
岡田美術館蔵
合戦図屏風(部分)
桃山~江戸時代初期 16~17世紀
岡田美術館蔵
象彦(八代西村彦兵衛)/瀬川嘯流
「八幡太郎義家奥州征伐図蒔絵料紙硯箱」のうち(料紙箱蓋表)
明治~昭和時代 19~20世紀
岡田美術館蔵
今や世界に知られるSAMURAI=侍という言葉には、戦国時代を生き抜いた武士の姿、時代劇に登場するお侍さん、あるいは現代のスポーツ選手など、さまざまなイメージが思い起こされます。「侍」や、ほぼ同様に使われる「武士」の語は、時代によって異なる意味をもち、美術においても多様に表されてきました。
本展では、頼朝・義経など語り継がれた源氏のヒーローたち、威儀を正して参列する諸大名、勇壮な馬追の祭礼、凄惨な合戦の様子など「武士を描いた絵」を中心に、没後180年の節目を迎える渡辺崋山、歌川(安藤)広重など「武士階級の画家が描いた絵」や、武家・武芸に関わる屏風など、武士をテーマとする絵画や工芸品を約30件展示します。
源頼朝や曾我兄弟ゆかりの箱根神社を山上に戴き、石橋山古戦場や小田原城などにも近く、武士の歴史との関わりが深い箱根の土地で、日本の歴史を築いてきたSAMURAIと美の世界をお楽しみください。
特別展「The SAMURAI ―サムライと美の世界―」
2021.10.02~2022.02.27
開催終了
9:00~17:00(※入館は閉館の30分前)
2021 年 12 月 31 日(金)、2022 年 1 月 1 日(土)
一般2,800円(2,550円)、大学生2,800円(2,550円)、小中高生1,800円(1,550円)
※( )内は前売り料金。
※前売り券は、主要コンビニエンスストア並びにチケットぴあにて販売
岡田美術館
〒250-0406
神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷493-1
箱根登山鉄道「箱根湯本駅」から伊豆箱根バスもしくは箱根登山バスで約20分、「小涌園」下車、徒歩すぐ
岡田美術館