『西遊妖猿伝』カラー原画 1998年
©諸星大二郎
『栞と紙魚子』カラー原画 2015年
©諸星大二郎
『暗黒神話』より「天の章」本文原画 1976年
©諸星大二郎
蛇体把手付深鉢形土器(長野県宝)縄文時代中期
茅野市尖石縄文考古館
諸星大二郎(1949年~)は多数の熱狂的ファンをもち、異分野のクリエイター、研究者といった幅広い層からも絶大な支持を得ている漫画家です。1970年『ジュン子・恐喝』で実質的なデビューを果たし、74年『生物都市』で第7回手塚賞を受賞、本格的な活動を開始しました。
95年から執筆が始まった『栞と紙魚子』シリーズでは、作者が居住する三鷹市井の頭(胃の頭)周辺に物語の舞台を設定し、ホラーコメディという新たなジャンルを開拓(2008年第12回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞)。誰にも真似することができないといわれる画風と相まって、独自の世界を築き上げています。
本展では、諸星大二郎のデビュー50周年を記念し、代表作の原画約350点を中心に、作品世界に関わりの深い美術作品や歴史・民俗資料などをあわせて展示し、読者を「異界」へと導く魅力の原点へと迫ります。
※会期中、一部展示替えがあり。
[前期]8月7日(土)~9月5日(日)
[後期]9月7日(火)~10月10日(日)
デビュー50周年記念
諸星大二郎展 異界への扉
2021.08.07~2021.10.10
開催終了
10:00-20:00(入館は19:30まで)
月曜日(ただし、8/9、9/20は開館)、8/10、9/21
一般 600円、65歳以上・学生(大・高)300円
※中学生以下および障害者手帳等をお持ちの方は無料
三鷹市美術ギャラリー
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東京都三鷹市下連雀3-35-1
CORAL(コラル)5階
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