上野駅 | 東京都美術館 ギャラリーA・B・C
開催期間:2021.07.22~2021.10.09
開催終了
増山たづ子 1982年
増山たづ子の遺志を継ぐ館蔵
東勝吉《川西から見た由布山》1990年代?
由布院アートストック蔵
シルヴィア・ミニオ=パルウエルロ・保田
《シエナの聖カタリナ像とその生涯の浮彫り》(部分)1980-84年
愛媛県松山市・聖カタリナ大学蔵 photo:齋藤さだむ
本展で紹介するのは、表現への飽くなき情熱によって、自らを取巻く障壁を、展望を可能にする橋へと変え得た5人のつくり手たちです。彼らにとって制作とは、生きるために必要な行為であり、文字通り精神的な糧というべきものでした。詩人の吉田一穂(よしだ・いっすい)は「熱情とは砂すら燃やすものだ」と詠いましたが、彼らのひたむきな情熱も驚くべき強さを秘めていたのです。5人の生涯に共通するところはほとんどありません。しかし、その異なる生き様から生まれた作品のアンサンブル――絵画、彫刻、写真、映像――には、記憶という言葉から導かれる不思議な親和性があるように思われます。
何ら交わることのなかった個の軌跡が、ともにある世界へと見るものを誘う想像/創造の連鎖。本展が生きるよすがとしてのアートの深みにふれていただける機会となることを願っています。
※本展は、当初、2020年夏の開催を予定していました、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により会期を変更しました。詳しくは展覧会公式サイトをご確認ください。
企画展「Walls & Bridges 世界にふれる、世界を生きる」
2021.07.22~2021.10.09
開催終了
9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)
休室日
月曜日(ただし、7/26、8/2、8/9、8/30、9/20は開室)、9/21
一般 800円、65歳以上 500円
※学生以下は入場無料
※83歳から絵筆を握った東勝吉にちなみ、80歳以上の方は入場無料
※外国籍の方は無料
※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその付添いの方(1名)は無料
※いずれも証明できるものをご持参ください
※開催中の特別展のチケット(半券可)提示にて、一般料金より300円引き・都内の小学・中学・高校生ならびにこれらに準ずる者とその引率の教員が学校教育活動として観覧するときは無料(事前申請が必要)
東京都美術館 ギャラリーA・B・C
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