ミュージアム コレクション特別篇
グローバル化時代の現代美術
―“セタビ”のコレクションで楽しむ世界旅行

用賀駅 | 世田谷美術館 1・2階展示室
開催期間:2021.07.03~2021.08.22 開催終了

本展は「ミュージアム コレクション特別篇」として、「グローバル化時代」をキーワードに、普段はあまり目にすることの少ない大型作品を中心に収蔵品を見つめなおした展覧会です。自国を離れて異国でも創作を展開したロバート・ラウシェンバーグ やデイヴィッド・ナッシュ 、ジャン=ミシェル・バスキア など、ワールド・ワイドに活躍する作家たちの作品をご紹介いたします。

 

この展覧会は、2020年夏の東京オリンピック/パラリンピックに併せて企画されましたが、新型コロナウイルスの感染拡大で順延となったもので、もともと当館のコレクションを紹介する目的でした。

「グローバル化時代」をキーワードにしたのは、国際的なイベントの開催時にふさわしい展示を意図したからですが、80年代半ばに開館した当館のコレクションとしては、ふだんあまり目にすることの少ない海外および日本の現代美術の作家たちの大型作品にしぼった展示となりました。副題に謳ったように「コレクションで楽しむ世界旅行」という形容は、いささか大袈裟ですが、しかし、それぐらいの興味深い展示内容となっているのではないでしょうか。

「グローバル化時代」となって、世界の現代美術の作家たちは、斬新な発想と冒険心に充ちた活動を地球規模で繰り広げました。そうしたなかに、もちろん国際的な評価を獲得した日本の作家たちも含まれています。その意味で日本および世界の現代美術のさまざまな潮流を見て取ることも可能です。

そしてまた、この展覧会を介して創造的な文化・芸術を支える根本的な社会の仕組みが、本来、どうあるべきなのかを考えるきっかけにしてほしいと願っています。

(酒井忠康・世田谷美術館館長)

展覧会名

ミュージアム コレクション特別篇
グローバル化時代の現代美術
―“セタビ”のコレクションで楽しむ世界旅行

会期

2021.07.03~2021.08.22 開催終了

開館時間

10:00~18:00(入場は17:30まで)

休館日

毎週月曜日(祝・休日の場合は開館、翌平日休館)
※8月9日(月・祝)は開館、翌8月10日(火)は休館

入場料

(個人)
一般 200円/65歳以上 100円/大高生 150円/中小生 100円
(団体)
一般 160円/65歳以上 80円/大高生 120円/中小生 80円
団体は20名以上
小・中学生:土曜、日曜、祝・休日、夏休み期間は無料
障害者の方:個人は100円(団体は80円)。ただし小中高大学生の障害者は無料。介助者(当該障害者1名につき1名)は無料
学生証・障害者手帳など、確認できるものをご提示ください

会場

世田谷美術館 1・2階展示室

住所

東京都世田谷区砧公園 1-2

アクセス

東急田園都市線「用賀」駅下車、北口から徒歩17分 もしくは美術館行バス「美術館」下車徒歩3分
小田急線「成城学園前」駅下車、南口から渋谷駅行バス「砧町」下車徒歩10分
小田急線「千歳船橋」駅から 田園調布行バス「美術館入口」下車徒歩5分
来館者専用駐車場(60台、無料):東名高速道路降下 厚木方面側道 400m 先。美術館まで徒歩5分

主催

世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)

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