先行チラシデータ
重要文化財「聖徳太子絵伝」第2幅、遠江法橋筆
鎌倉時代 元亨3年(1323)
大阪・四天王寺 画像提供:奈良国立博物館
撮影:佐々木香輔
重要文化財「聖徳太子絵伝」第3幅、鎌倉時代 14世紀
茨城・妙安寺
画像提供:東京国立博物館(Image:TNM Image Archives)
重要文化財「聖徳太子童形立像」鎌倉時代 弘安9年(1286)
大阪・道明寺
国宝「扇面法華経冊子」巻第6、平安時代 12世紀、大阪・四天王寺
令和4年(2022)、聖徳太子が没して1400年目を迎えます。
聖徳太子ゆかりの寺院では、聖霊会をはじめ太子の偉業を偲ぶ大規模な法会が催されます。このような100年に一度の節目にあわせ、聖徳太子の生涯をたどり、没後の聖徳太子信仰の広がりをご紹介する展覧会を企画しました。
用明天皇の皇子として生まれた聖徳太子(574-622)は、推古天皇の摂政として十七条憲法の制定や遣隋使の派遣など国家体制の確立に大きく貢献すると共に、大阪・四天王寺や奈良・法隆寺の創建に代表されるように仏教を篤く信奉し、現在まで続く日本仏教の礎を築きました。
誰もが知っている聖徳太子ですが、その生涯の事跡についてどれほどの人が記憶しているでしょうか。あるいは、最澄や親鸞をはじめとする日本仏教諸宗の名だたる開祖・祖師は、なぜ聖徳太子を自派の拠りどころとして讃仰したのでしょうか。聖徳太子ゆかりの寺院は、なぜ1400年もの長きにわたり参詣が絶えないのでしょうか。
こうした「聖徳太子とは何か」という問いを解くべく、太子生涯の事跡を描いた「太子絵伝」や成長する年齢ごとに表された「太子像」をはじめ、聖徳太子に関わる美術の全貌を、太子が推古天皇元年(593)に創建し常に聖徳太子信仰の中核を担ってきた大阪・四天王寺所蔵の作品を中心に、紹介します。
※展示替えあり。
前期:9月4日~9月26日、後期:9月28日~10月24日
※新型コロナウイルス感染症の流行状況により、入場制限等を行う場合があります。最新情報は、展覧会公式サイトをご確認ください。
千四百年御聖忌記念特別展
「聖徳太子 日出づる処の天子」
2021.09.04~2021.10.24
開催終了
9:30〜17:00(最終入館時間 16:30)
月曜日(ただし、9月20日は開館)
※災害などにより臨時で休館となる場合があります。
一般 1,800円(1,600円)、高大生 1,200円(1,000円)
※( )内は、前売料金。
※前売券は8月2日~9月3日まで販売(予定)。
※中学生以下、障がい者手帳などをお持ちの方(介護者1名を含む)は無料(要証明)。
※本展は、大阪市内在住の65歳以上の方も一般料金が必要です。
大阪市立美術館
〒543-0063
大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-82
(天王寺公園内)
・Osaka Metro 御堂筋線・谷町線「天王寺駅」
・JR「天王寺駅」
・近鉄 南大阪線「大阪阿部野橋駅」
・阪堺電気軌道 上町線「天王寺駅前駅」
・大阪シティバス「あべの橋停留所」
上記最寄駅を下車し、北西へ約400m(天王寺公園内)
和宗総本山四天王寺 大阪市立美術館 日本経済新聞社 テレビ大阪