野田裕示《WORK 1666》2006年
アクリル、綿布、カンヴァス 227.3×162.1cm
個人蔵
野田裕示《WORK 283》1986年
アクリル、木、カンヴァス 162.1×112.1cm
個人蔵
野田裕示《WORK 561》1989年
アクリル、カンヴァス 90.9×72.7cm
個人蔵
夏休みに美術への扉をひらく展覧会。
現在活躍する和歌山ゆかりの作家の作品と、近代美術館の収蔵作品コレクションを合わせて、新しい視点から美術の世界へ案内します。
「なつやすみの美術館」展は、夏休み中に美術館の収蔵作品を様々な角度から紹介し、11回目をむかえます。今年は御坊市出身の野田裕示さんの作品を、これまでに野田さんが関わってきた作家の作品とともに紹介し、現代の美術の展開を野田さんの制作の歩みとともに振り返ります。
御坊市で1952年に生まれた画家・野田裕示さんは、絵画というもののあり方をテーマに、制作を続けています。多摩美術大学で学び、1977(昭和52)年に東京の南画廊で初めての個展を開いて以来、多くの展覧会で発表を続けてきた野田さんの作品は、絵画はどうしたら絵画になるのかと問いかけてくるようです。この展覧会では、そんな野田さんの作品を、野田さんが出会ったり、特に関心を持ったりした芸術家の作品と並べて展示します。野田さんを通して、美術館のコレクションが集まり、新たに出会う庭となります。
更に10月には橋本市の教育文化会館において、野田裕示さんの個展を開催。紀の国わかやま総文2021、紀の国わかやま文化祭2021の開催にあわせて、様々な文化に触れられる機会を増やします。
なつやすみの美術館 11
野田裕示「集まる庭」
2021.07.17~2021.09.26
開催終了
9:30〜17:00(入場は16:30まで)
月曜日(ただし、8月2日、8月9日、9月20日は開館し、8月10日、9月21日は休館)
※7月31日(土)、8月1日(日)は「紀の国わかやま総文2021 美術・工芸部門」関連行事開催のため、一般の方の入場を制限する場合があります。
一般 520(410)円、大学生 300(260)円
※( )内は 20 名以上の団体料金
※高校生以下、65 歳以上、障害者、県内に在学中の外国人留学生は無料
※毎月第4土曜日(7月24日、8月28日、9月25日)は「紀陽文化財団の日」として大学生無料
※毎月第1日曜日(8月1日、9月5日)は無料
和歌山県立近代美術館
〒640-8137
和歌山市吹上1-4-14
JR和歌山駅または南海電鉄和歌山市駅からバスで約10分
和歌浦口方面行き「県庁前」下車、徒歩2分
※関西国際空港からリムジンバスでJR和歌山駅まで約40分
和歌山県立近代美術館