清く雅やかな世界を求めて
-江戸時代後期の女性画家たち-

渋谷駅 | 実践女子大学香雪記念資料館 企画展示室1・2、下田歌子記念室
開催期間:2021.09.20~2021.10.30 開催終了

※実践女子大学香雪記念資料館は、9月20日(月・祝)からの開館を予定しておりましたが、緊急事態宣言の延長に伴い、【10月3日(日)まで臨時休館】といたします。今後の開催情報につきましては、決定次第、館公式ホームページにてお知らせいたしますのでご確認ください。

 

香雪記念資料館では開館以来、女性画家の作品の収集・調査・研究を重ねてまいりました。あまり知られていませんが、近代以前、つまり江戸時代にも多くの女性が絵筆をとっていました。しかも、実にさまざまな立場の女性たちが絵を描いています。
今回ご紹介するのは、江戸時代中期以降盛んに描かれるようになる、日本の文人画風絵画のいわば女性版です。耳慣れない名前も含まれているかもしれませんが、いずれも男性に勝るとも劣らぬ作品ばかりです。一名「南画」とも呼ばれる、その画風の大成者・池大雅の妻玉瀾をはじめ、谷文晁の妻や妹など、絵師であった夫や父や兄に家庭内で絵の手ほどきを受けた女性がかなりの数を占めています。
しかし、いっぽうで男性に従いつつも、依存しない女性たちも出てきます。そうした女性の代表格が、江馬細香と張(梁川)紅蘭です。二人はともに現在の岐阜県大垣市の出身で、その画技と生涯に魅せられて、香雪記念資料館ではふたりの作品を随分と調査させていただきました。今回はそのうちのいくつかを特別にお借りしています。ほとんど岐阜県以外では初公開となる作品です。どうぞ、お楽しみください。

展覧会名

清く雅やかな世界を求めて
-江戸時代後期の女性画家たち-

会期

2021.09.20~2021.10.30 開催終了

開館時間

10:30~17:00

休館日

日曜日、9月23日(木・祝) 
※ただし10月10日(日)は開館

入場料

無料

会場

実践女子大学香雪記念資料館 企画展示室1・2、下田歌子記念室

住所

〒150-8538
東京都渋谷区東1-1-49

お問い合わせ

03-6450-6805

アクセス

実践女子大学渋谷キャンパスの1階奥
渋谷駅から徒歩約10分
表参道駅から徒歩約12分

主催

実践女子大学香雪記念資料館

後援

渋谷区教育委員会

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