ヨハネス・フェルメール《窓辺で手紙を読む女》(修復前)
1657-59年頃 ドレスデン国立古典絵画館
© Gemäldegalerie Alte Meister, Staatliche Kunstsammlungen Dresden,
Photo by Herbert Boswank (2015)
ヨハネス・フェルメール《窓辺で手紙を読む女》(修復中)
1657-59年頃 ドレスデン国立古典絵画館
© Gemäldegalerie Alte Meister, Staatliche Kunstsammlungen Dresden,
Photo by Wolfgang Kreische
修復作業の様子
© SKD, photo: Kreische/Boswaank
レンブラント・ファン・レイン
《若きサスキアの肖像》1633年 ドレスデン国立古典絵画館
© Gemäldegalerie Alte Meister, Staatliche Kunstsammlungen Dresden,
Photo by ElkeEstel/Hans-Peter Klut
ヤーコプ・ファン・ライスダール
《城山の前の滝》1665-70年頃 ドレスデン国立古典絵画館
© Gemäldegalerie Alte Meister, Staatliche Kunstsammlungen Dresden,
Photo by Elke Estel
本展の注目作品である17世紀のオランダ絵画の巨匠ヨハネス・フェルメールの《窓辺で手紙を読む女》は、窓から差し込む光の表現、室内で手紙を読む女性像など、フェルメールが自身のスタイルを確立したといわれる初期の傑作です。本作品は、1979年のX線調査で壁面にキューピッドの描かれた画中画が塗り潰されていることが判明し、長年、その絵はフェルメール自身が消したと考えられてきました。しかし、2017年の調査により、フェルメール以外の人物により消されたことが新たに分かり、翌年から画中画の上塗り層を取り除く修復が開始されました。2019年5月には、キューピッドの画中画が部分的に現れた修復途中の作品が、記者発表にて公開されました。
本展では、この修復過程を紹介する資料とともに、大規模な修復プロジェクトによってキューピッドが完全に姿を現した《窓辺で手紙を読む女》の当初の姿を、所蔵館であるドレスデン国立古典絵画館のお披露目に次いで公開します。所蔵館以外では世界初公開となります。
また、ドレスデン国立古典絵画館が所蔵するレンブラント、メツー、ファン・ライスダールなど、17世紀オランダ絵画の黄金期を彩る珠玉の名品約70点もあわせて紹介します。
※展示作品、会期等については、今後の諸事情により変更する場合
ドレスデン国立古典絵画館所蔵
フェルメールと17世紀オランダ絵画展
2022.02.10~2022.04.03
開催終了
9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)
月曜日、3月22日(火)※ただし3月21日(月・祝)は閉室
一般 2,100円/大学生・専門学校生 1,300円/65歳以上 1,500円
※本展は日時指定予約制となっております。
※オンライン・プレイガイドでの予約が難しい方を対象に当日の入場枠を設けておりますが、ご来場時に予定枚数が終了している場合があります。
※高校生以下は無料(日時指定予約必要)。
※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその付添いの方(1名まで)は無料(日時指定予約不要)。
※未就学児は日時指定予約不要です。
※高校生、大学生、専門学校生、65歳以上の方、各種お手帳をお持ちの方は、いずれも証明できるものをご提示ください。
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公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館、産経新聞社、フジテレビジョン
【北海道展】北海道立近代美術館 2022年4月22日(金)~6月26日(日)
【大阪展】大阪市立美術館 2022年7月16日(土)〜9月25日(日)
【宮城展】会場、会期ともに調整中