オディロン・ルドン 《蜘蛛》 1887年 岐阜県美術館蔵
南無サンダー 「南無サンダーの演劇お化け屋敷@大學湯」 会場内風景 2020年(参考)
田名網敬一 《綺想体》 2019年 作家蔵 ©Keiichi Tanaami Courtesy of NANZUKA
熊本地震発生より5年、コロナ禍真っ最中に行う本展は、無意識を揺さぶる恐怖や不安を理知的に受け止め、「それ(恐怖や不安)」をテーマとして優れた創造性を発揮した近現代美術家・文学者・演劇集団達5名と1グループの作品を紹介します。
平成28年熊本地震によって、わたしたち市民はかつてない恐怖体験とその長く続く余震による不安感に悩まされました。また、全国で相次ぐ天災、コロナ禍により、恐怖と不安は多様化し遍在しています。日常生活を「それ(恐怖や不安)」とともに過ごすことでのストレスは人々を消耗していますが、一方で「それ」を人間の持つ自然な感情のひとつとして捉え、作品のテーマとして創造の力を発揮したアーティスト達が存在します。
さあ、アーティストたちと一緒に、恐怖の美術館をはじめましょう。
独自のセンスとユーモアに満ちた多様な芸術的表現が、(時には刺激的に)皆様の発想の転換を促し、自らと大切な人を「それ」から守るための元気とアイデアが生まれるきっかけとなれば幸いです。
こわいな!恐怖の美術館 展
2021.09.25~2021.12.05
開催終了
10:00 ~ 20:00
※展覧会入場は19:30まで
火曜日、11月24日(水)
※ただし11月23日は開館
一般1,100(900)円、シニア(65歳以上)900(700)円、学生(高校生以上)600(500)円、中学生以下: 無料
※()内は前売/20名以上の団体/各種障害者手帳をご提示の方と付き添いの方1名(身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、被爆者健康手帳等)、電車・バス1日乗車券、JAF会員証、緑のじゅうたんサポーター証/美術館友の会証をご提示の方。
※前売の販売は9月24日まで。
※10月10日(日)は熊本市現代美術館開館記念日を祝して入場無料
熊本市現代美術館 ギャラリーI・II
〒860-0845 熊本市中央区上通町2番3号
びぷれす熊日会館3階
・熊本駅から市電またはバスで15分、通町筋下車
・新水前寺駅から市電またはバスで10分、通町筋下車
熊本市現代美術館(熊本市、公益財団法人熊本市美術文化振興財団)、熊本日日新聞社、熊本朝日放送