川越駅 | 川越市立美術館
開催期間:2021.12.04~2021.12.26
開催終了
マリオネット(操り人形)による音散歩風景
2021年
撮影:山口夏志郎
音のかけら9
2001年
鉄、ゴム
t0.9×Φ480cm
撮影:多羅尾牧洋
工業製品としての金属を素材に、幾何学的な形態による構成的な作品、それと並行して不定形に熔断した鉄板から音を発見する《音のかけら》、振動の物理現象であるクラドニ図形を利用した《振動態》など、視覚、聴覚、触覚を結びつける作品を制作する彫刻家・金沢健一。
美術館、画廊などで展覧会、パフォーマンス、ワークショップを展開している。
本展では「Sound Stroll on a Steel Plate 鉄板上の音散歩」と題し、音を出す方法としてマリオネット(操り人形)を使っている。
紐でつないだ2つの木球による音出しが、操り人形の操作に似ていることから思いついたことで、10年来、温めてきたという。
今年の2月、恵比寿の「景丘の家」で開催された展覧会で、与えられた鏡張りの部屋が作家の行為を自身で客観的に見ることができる空間だったこともあり、初めてマリオネットによる音出しを試みた。
今展では展示だけでなく、パフォーマンス、ワークショップをとおして《音のかけら》の新たな展開につなげる。
《音のかけら》の上を歩くマリオネットの動きの中に、人間の哀愁とも言える妙な感情移入を感じられるかもしれない。
Kanazawa Kenichi
Sound Stroll on a Steel Plate
金沢健一 鉄板上の音散歩
2021.12.04~2021.12.26
開催終了
9:00~17:00
※入場は閉館の30分前まで
※12/18(土)、19(日)、25(土)、26(日)は関連イベントのため15:00まで
月曜日、12/21(火)、22(水)
観覧無料
川越市立美術館
〒350-0053
埼玉県川越市郭町2-30-1
東武東上線・JR川越駅、西武新宿線本川越駅から東武バスウエスト(蔵のまち経由)で「札ノ辻」下車徒歩8分
金沢健一、川越市立美術館