蝶(ちょう) 1957年頃 油彩・紙 熊谷守一つけち記念館
ざくろ 1972年 油彩・板 熊谷守一つけち記念館
チュウリップ 1934年 油彩・板 熊谷守一つけち記念館
豊島区立 熊谷守一美術館は、洋画家・熊谷守一(1880~1977)が亡くなるまで45年間暮らした家(アトリエと庭)のあった場所に、1985年、二女・熊谷榧が開館しました。(2007年公立化)年間を通して常に熊谷守一作品約60点をご覧いただけます。
本展は、5月28日の開館記念日を挟んで、美術館の誕生日を祝うように毎年開催している特別企画展です。
開館から37年目を迎える「熊谷守一美術館37周年展」では、守一の故郷・岐阜県中津川市付知町の「熊谷守一つけち記念館」より、「守一の庭」をテーマに貴重な作品20点をお借りし、当館収蔵作品とあわせて展示いたします。
熊谷守一が自宅に作った40坪ほどの小さな庭は、写生旅行で採集し持ち帰ったものや、故郷・付知の知人の贈り物など様々な庭木が植えられていました。その庭で観察した花や蟻、蝶、鳥、猫などの身近な題材は、熊谷守一の作品にも数多く登場します。当館設立時、残すことの叶わなかった守一の庭ですが、作品を通して、庭に息づいていた生きもの達の姿を感じて頂ける展示となれば幸いです。
また、本展覧会では作品展示と併せ、3F展示室にて、熊谷守一の遺品(画材や生活家財等)や写真資料を展示いたします。
豊島区立 熊谷守一美術館 特別企画展
熊谷守一美術館37周年展
2022.04.12~2022.07.03
開催終了
10:30~17:30(入場は17:00まで)
祝日関わらず月曜日(4/18・25、5/2・9・23・30、6/6・13・20・27)
一般700円(15人以上団体630円)、高・大学生300円、小・中学生100円、小学生未満無料
※障害者手帳等をご提示の方は100円(介助の方1名無料)
※豊島区在勤・在住の証明をご提示の方は一般600円でご覧いただけます
豊島区立熊谷守一美術館
〒171-0044
東京都豊島区千早2-27-6
◎東京メトロ 有楽町線・副都心線 『要町駅』(出口1・2 徒歩9分) ※要町方面改札 正面にエレベータ―があります。
◎東京メトロ 有楽町線・副都心線 『千川駅』(出口3 徒歩9分) ※改札口 右手にエレベーターがあります。
◎西武池袋線 『椎名町駅』(北口 徒歩13分) ※改札口 左手にエレベーターがあります。
◎国際興業バス 『要小学校』停留所下車 徒歩5分