山下菊二《そこあさり》1955年、油彩・キャンバス
80.2×64.3cm、豊島区
稲垣知雄《猫面 A》1974年、木版・紙、15.0×10.0cm
世田谷美術館
小野木学《「ねこの王様」挿絵原画》(部分)1974年
アクリル・キャンバスボード、32.0×41.0cm
練馬区立美術館
今から35年前の1987年に、都内7番目の区立美術館として開館した当館。
2018年から、都内の区立美術館11館が集まり、「東京・区立美術館ネットワーク」として連携活動を続けています。これまで、各館の活動を紹介するチラシの共同作成や、討論イベント、情報交換などを行ってきました。
この度は、このネットワークに参加するコレクションを有する10館から、猫を描写した作品が、目黒区美術館に集結します。
各館自慢の猫たちは、単に可愛らしいだけでなく、作家が猫を描くことの意味を提示しています。猫は、画家にとっては繊細な毛を、彫刻家にとってはしなやかな身体のラインを表現できるモティーフです。また、多くの芸術家にとって、猫は社会にとらわれない自由な存在としての憧れや共感の対象でもあります。古くから猫は勇猛な「虎」の画題にも連なりますが、本年2022年は寅年でもあります。
身近で親しみやすい猫を取り上げてますが、実際にご覧いただく作品は、各館のコレクションの特徴を反映しています。
展示をとおして、多彩な東京の区立美術館の活動についてもご紹介します。
東京・区立美術館ネットワーク連携事業
「東京の猫たち」
2022.04.23~2022.06.12
開催終了
10:00〜18:00(入館は17:30まで)
月曜日
一般 800(600)円
大高生・65歳以上 600(500)円
中学生以下無料
*障がいのある方とその付添者1名は無料。
*( )内は20名以上の団体料金。
*目黒区内在住、在勤、在学の方は受付で証明書類をご提示頂くと団体料金になります。
*各種割引の併用はできません。
目黒区美術館
〒153-0063
東京都目黒区目黒2-4-36
JR山手線・東京メトロ南北線・都営三田線・東急目黒線 「目黒駅」徒歩約10分
東京メトロ日比谷線・東急東横線 「中目黒駅」徒歩約20分
公益財団法人 目黒区芸術文化振興財団 目黒区美術館