恵比寿駅 | 東京都写真美術館 2F展示室
開催期間:2022.06.17~2022.09.25
開催終了
マリオ・ジャコメッリ 《やがて死がやってきてあなたをねらう》 1954-1968年 ゼラチン・シルバー・プリント 東京都写真美術館蔵
Courtesy Archivio Mario Giacomelli © Rita e Simone Giacomelli
ハンス・ホルバイン(子)『死の像』より 《金持》(試し刷り) 1523-26年頃 木版 国立西洋美術館蔵
ロバート・キャパ《フラーガ ア ラゴン前線、スペイン 1938 年 11 月 7 日》1938 年 ゼラチン・シルバー・プリント 東京都写真美術館蔵
TOPコレクション展は、東京都写真美術館の約36,000点余りの収蔵作品のなかから、珠玉の名品を紹介する展覧会です。
本展は「メメント・モリ」をテーマに、人々がどのように死と向き合いながらも、逞しく生きてきたかを約150点の写真作品等から探り、困難を伴う時代を前向きに生き抜くための想像力を刺激します。
ラテン語で「死を想え」を意味する「メメント・モリ」は、人々の日常がいつも死と隣りあわせであることを示す警句でした。この言葉は、ペストが大流行した14~17世紀の中世キリスト教世界において、骸骨と人間が踊る様子を描いた「死の舞踏」と呼ばれるイメージと結びつき、絵画や音楽など芸術作品の題材として広く伝播していきます。一方で、写真もまた、死を想起させるメディアであることが数多くの写真論の中で度々言及されてきました。
本展では、死の図像を描いた版画作品および、ウジェーヌ・アジェ、W. ユージン・スミス、ロバート・フランク、マリオ・ジャコメッリほか19世紀から現代を代表する写真群から「メメント・モリ」と「写真」の密接な関係性を再考します。
TOPコレクション メメント・モリと写真
死は何を照らし出すのか
2022.06.17~2022.09.25
開催終了
10:00〜18:00(木・金曜は20:00まで)
※入館は閉館の30分前まで
毎週月曜日(ただし月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館)
一般 700円/学生 560円/中高生・65歳以上 350円
※小学生以下、都内在住・在学の中学生および障害者手帳をお持ちの方とその介護者(2名まで)は無料。
東京都写真美術館 2F展示室
〒153-0062
東京都目黒区三田1-13-3
恵比寿ガーデンプレイス内
JR恵比寿駅東口より徒歩約7分
東京メトロ日比谷線恵比寿駅より徒歩約10分
東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館